平成の大合併後2回目の首長選挙が全国的に実施され、大洲市の縁の高島町、隣の高知県の土佐清水市、愛媛県でも今治市、隣の八幡浜市などいずれも現職市町長が敗退される結果でもお分かりのように、全国的にも首長選挙は、現職が非常に厳しい評価を受けているようです。
合併時の「負担は低く、サービスは高く」の合言葉が、大部分で逆の結果となっており、行政に対する厳しい評価が出されたものと推測されています。
私たち議会議員も、9議会で任期を迎えるわけですが、市民の要望に応えるという面では、現職議員全員ストレスをためられているのではないでしょうか。
公共事業などでも、最盛期の40パーセントなどと報道されますが、40パーセントもあれば上々、最盛期の5パーセント程度の受注しかないと嘆かれている業者もあります。
大森市長に置かれましては、3月議会で「きらめき創造大洲市―みとめあい ささえあう肱川流域都市―を未来の都市像として、それぞれの地域の特性を生かしながら、バランスのとれた大洲市の町づくりに新たな決意と情熱を持って取り組んでまいる所存と所信をのべられています。
正にそのとおりだと賛同いたすものですが、願わくはこの思いを、仮に新生大洲創造事業などを創設して、長浜の今年度のこの思いを実現する事業はこれだ、肱川はこの事業、河辺はこの事業で、又肱南、肱北はこの事業を実現することでバランスの取れた大洲市を造るのだと言う、市長の思いを市民が共有できることが、必要ではないかと考えますが、市長のお考えをお聞かせください。