梅木よしてる徒然日記

人生60歳代からが黄金の時代だとか、我が家は黄金の人生??悪戦苦闘の人生ですが、黄金の人生を目指しています。

夏来たり!!

2012-04-29 23:45:26 | Weblog

昨日と今日田圃の準備に汗を流しました。
例年だと家内が草刈など済ましてくれていたので、田の耕起程度でよかったんですが、今年は草刈、耕起と思いのほか手間取りました。日ごろの手抜きが祟りました。
それにしても、暑かったです。
山吹が散れば夏来たりと言いますが、本当です。          


『山吹』(やまぶき)バラ科の落葉低木 
 
 『山吹』は、古来、春の終わりを彩る花として、親しまれて
 きました。 
 
 語源説はいろいろあるのですが、山風に振れる(=揺れ動く)
 ところから、こう呼ばれるようになったという説が、有力です。 
 
 その証のように、『万葉集』の原文では、「山振」と表記する方が
 多いようです。 
 
 細くしなやかな枝。 
 その先に咲く、少し赤みを帯びた黄色の花は、たしかに、風が
 吹くたびに揺れています。 
 
 花びらは散りやすく、「移ろう(=散る)」という言葉と
 いっしょに詠われたりもしました。 
 
 一重咲きと、八重咲きがあるのですが、八重山吹の方は、
 実がならないということも、よく知られていたようです。 
 
 ~七重八重 花は咲けども 山吹の 
             実のひとつだに なきぞあやしき~
               (兼明親王『後拾遺和歌集』 
 
 太田道灌(どうかん)の故事で知られる、有名な歌ですね。 
 
 ただ、故事の方では、第五句が「なきぞ悲しき」となっています。 
 
 一重、八重、印象は違いますが、どちらも、鮮やかな花の色は
 同じ。
 
 そして、花が散ってしまえば、もう夏だということも……。 
 
 行く春を惜しむ気持ちと重なって、いつまでも心に残る色です。

 夢子こと山下景子 幸せを呼ぶ~夢の言の葉~ より