すばるに恋して∞に堕ちて

新たに。また1から始めてみようかと。

足音。

2013-01-29 22:36:58 | 日記

考えすぎると、怖くなる。

名前を呼ばれると、ぞっとする。


今度は、どんな難癖が飛んでくるやら。


夕食後。
しばらくして。

思いついたかのように、キッチンの戸を開け、私の名を呼ぶ。

声は鳴き声だが。
確実に、それは脅しだ。

トイレで吐いた。
お腹がゆるい。

訴えられても、どうしろと。

ここで対応を間違えると、ややこしさが増す。
・・・ということは経験上わかっているが。
理性と感情は別物だ。
名前を呼ばれるだけで、恐怖心が住みつくのは、
私には止められない。

とりあえず、様子をみるしか手は無いではないか。

『なにか変わったことあった?』って電話が入る。

「あった」といえばあったことになるし。
「無かった」といえば、事実、まだ騒動までには至ってない。

たとえ。
「あった」と言ったところで。

離れた場所にいる彼には、それこそ為すすべはない。

廊下をこちらへ来る足音がすると、心臓がビクつく。

今夜。
何事も起こりませんように。