すばるに恋して∞に堕ちて

新たに。また1から始めてみようかと。

52秒。

2019-02-28 22:10:14 | すばる事

1分にも満たない、その映像を、何度も何度も見続けています。

あの日以来、私たちの前からぱったりとその姿を隠していた渋谷すばるが、
確かに、そこに居ました。

「渋谷すばるです」

偽物かどうかなんて、疑わなかった。

「愛してます。」

その文字だけで十分だった。

生存確認を伝えようとしてくれるだけで、
伝えなきゃと思っていてくれただけで、
それが分かっただけで、
ただただ嬉しかった。

不器用に笑った笑顔じゃなくて、
映像が自撮りじゃなくて、ちゃんと「誰か」に撮ってもらえていること、
それを伝える術を、すばるに持たせてくれた人がいること。

独りじゃなくて、
すばるの周りに、ちゃんとした誰かがいるということ。

伝えられてくるのは「連絡がとれない」って事実ばかりだったから、
自分を追い込みすぎてやしないかって心配だったのに。
安心したんだ。
あの、わずかな映像だけで。

知らない異国で、
流れる景色見つめてる瞳も、
ぼそぼそっと一言二言話す声も、

細い腕も、
薄い肩も、
小さな背中も、

そこに映るすばるのすべてが、いとしくてたまらない。

「生きてる」確認を、まさにしている瞬間の彼がそこにいるのが嬉しい。

「渋谷すばる」というフィルターを通って、言葉が生まれ、
たくさんの積み重なった瞬間から音が生まれ出て、
私たちに届くまでには、まだ時間がかかるんだろう。

でも、それを「待てる」ことは確信出来たよ。

ありがとう。









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