すばるに恋して∞に堕ちて

新たに。また1から始めてみようかと。

月の光、細く儚く

2010-02-16 19:16:42 | すばる事
体調が悪いと、自分から生まれる言葉が、辛気臭くてかないません。

だったら、止めろよとも思うのですが、
今日の月を見ていたら、やっぱり、彼が恋しくてたまらなかった私です。

昼と夜とが交差する時間、
車の中から見えたのは、針のように細く細く、消えそうに儚く光る月でした。

買い物を終えて、店の外に出たら、すでに闇があたりを支配していました。

闇に、その姿の大半を隠しながら、
それでも、くっきりと浮かびあがる月のかたちに、
思い浮かべたのは、彼の姿でした。

周りが暗ければ暗いほど、その存在を見せつける月。

明るい中にあっては見つけにくいその姿。
でも決して、消えたわけではないその姿。

ここのところ、志向のすべてが彼に向っているようで、
自分自身でも、苦笑えます。

書きかけたままの小説は、
何気ない日常の会話を彼と交わしたいがために、無駄に長くなっていて、
思い描いたラストまで、まだかなりの道程を、言葉にしなければならず、
その世界に浸るあまりに、文字が打てなくなるという、
私にとっては、幸か不幸か分からぬ悪循環。

夫とのことも、
婆さんのことも、
息子のことも、

なにひとつ明るい兆しはないものの、

春になる手前が、一番冷え込むのだと言い聞かせながら、
暖かい日差しを待ちわびています。


・・・・・・・・あああああ。
やっぱり、辛気臭い。

イヤイヤイヤ。

やーめたっ。
明日ねっ。








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