キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

『最近の年寄りは・・』

2021-11-05 12:41:52 | Weblog

「最近の若者は・・」と嘆く老人、年配者は古今東西、古代エジプトにも記録があるそうな。さて現在の日本では「最近の年寄りは・・」と言い換えればピッタリすると思うがどうだろう。車を運転すれば操作を誤りコンビニに飛び込んだり、歩道に乗り上げ突っ走って人身事故を起こしたり、踏み切りでは一時停車せず電車に衝突して悲惨な脱線事故を起こす、極め付きは高速道路を逆走して正常走行の対向車のドライバーの心胆を寒からしめても、当の老人は平気の平左、高速で堂々と走り去る、恐ろしい限りだ。先の衆院選の世論調査では各新聞、テレビが予想を大きく外した。選挙後自民党の獲得議席は261議席で15議席減らしただけ。予想は自民党過半数233すれすれ、日テレ238議席、テレ朝243議席,TBS239議席,テレ東240議席,フジ230議席,NHK212~253議席だった。一方共産党と手を組んだ立民党が勝つと予想したが結果は現有議席110議席を14議席減らし96議席になった。各社の予想は日テレ114議席、テレ朝113議席,TBS115議席,テレ東110議席,フ130議席,NHK99~141議席と多かった。減った議席分をチャッカリ頂いたのが日本維新の会10議席を41議席と4倍になったが各社揃って外した。当たるも八卦当たらぬも八卦みたいな世論調査では信用ゼロだ。調査方法など今後検討すると言うがさて如何か、お手並み拝見、従来からの固定電話、スマホを利用する調査が多いが今回大きく外した。ネットを利用した朝日が近い数字を出した。一般的な概念では『年配者は保守支持が多く、若者は革新支持が多い』旧来からの常識だが、これにとらわれと誤る。老人など年配者は在宅者が多く、固定電話、携帯などを利用する世論調査の回答者になる確率が多い。支持政党を問われれば『立憲民主党』となる。戦後76年経つ、76歳以下の年寄りは戦争体験など皆無だ。深く考えもせず、若気の至りで便乗して『安保反対』と叫んでデモ行進して警官隊に投石、ゲバ棒を振りかざした若かりし頃のノスタルジアだろう。山口二郎率いる『市民連合』の名称、恰も一般市民の組織体と思わせるが、左翼運動家の集合体だ。彼らの口車に乗って立民は日共と共闘して前職が落選の憂き目を見たのが14人。共闘で辛くも当選した議員には一種の麻薬効果。次回も日共の票が欲しくなり深みにはまり、結果は日共の自家薬籠中の物となる。ソ連の歴史を辿れば一目瞭然、日本共産党委員長、宮本顕治が1970年から12年、不破哲三は18年、現在の志位和夫に至っては21年も経つが当分続く、今回立民と組んで12議席を10議席に減らした志位は早々と開口一番「俺に責任はない」と正に独裁者に相応しい開き直り。自民党の甘利幹事長は小選挙区で落ちたので幹事長辞任、立民の枝野代表も辞意を表明した。辞めるのを渋っていた枝野は創業者だと自覚して独裁者の如く振舞っていたが党内の批判が怨嗟の声になるのを恐れて辞任を決意したのだろう。立民代表選には数名が名乗り上げるようだ。福山、レンホウなどの一掃と党の体質改善が先決だ。日本維新の会に追い越されるだろう。写真は松原湖、八千穂高原、今年は紅葉が遅れた。  

        


新型コロナ激減は菅政権の成果だ

2021-10-16 11:27:27 | Weblog

国民党の玉木雄一郎が「(新型コロナ)感染が広がらないうちにやってしまおうということだ。選挙最優先だ」と叫んでも名ばかりの弱小政党党首だ、取るに足らない。これを『下衆の勘繰り』という。菅首相がワクチン接種1日100万人と大号令を掛けた大車輪の結果、陽性者が劇的に減って来ている。総選挙は全国で有権者が投票所に行く、当然感染者が少ない時期を選ぶのはイロハだろう。解散権は総理の特権事項だ。平時ならとっくに解散している。菅首相は新型コロナ陽性者が第1派、第2派から第5派と続いた為に衆院の解散出来ず、任期満了になったのが実情だ。約2年弱、連日連夜TVのワイドショウは飽きもせず『コロナ禍は菅政権の責任だ』と非難、マスゴミのペン(今はキーだが)呼応、大きく左にカーブしたヨタ記事。これに便乗した日共、立憲の野党も殺人五輪、コロナ五輪だ、と罵ったからだろう。読売の世論調査では政府の新型コロナ対応を「評価しない」が73%、無党派層では84%。政府の新型コロナ対応に対して不満を見事に醸し出した。立憲には政権を任せられない。自公政権の継続を望むが64%だった。昨年10月~12月の国会審議で、立憲党は執拗にワクチンの危険性を強調、海外データを使用させず、日本人で臨床試験をやれと要求、ファイザーワクチン承認12月が2月下旬に遅れ、モデルナの承認は5月21日に遅れた。この立憲の政府に対する嫌がらせで我が国のワクチン接種を3か月も遅れた。これも菅政府を窮地に追い込むのが目的だ。国民の生命を犠牲にするのも厭わないのが立憲だ。この失われた3か月間のコロナ犠牲者は誠に気の毒である。3か月早かったならば五輪開催の頃には現在の陽性者数になっていた。マスゴミと野党は新型コロナウイルス症に対する我が国の対応は世界各国より劣悪だとケチを付けている。それでは世界各国と比較すると、先ず人口100万人当たりの死者数だ。(2021.10月)ブラジル2814人.アルゼンチン2550人.イタリア2128人.メキシコ2165人.アメリカ2125人.イギリス2024人.フランス1803人.日本は141人。世界の感染者数・死者数では米国感染者4477万人、死者72万人、インド3404人、45万人.ブラジル2161万人、60万人.英国835万人、14万人.ロシア777万人、22万人.トルコ757万人、6万人.フランス717万人、12万人.イラン575万人、12万人.スペイン498万人、9万人、イタリア471万人、13万人、ドイツ436万人、9万人、日本は171万、1万8千人(10月15日)。戒厳令もなく、政府が何事するにも国民にお願い奉る我日本で犠牲者が少ないのは国民と政府の努力の結果だろう。

 


”ブンヤの眼は節穴か”

2021-09-30 10:05:31 | Weblog

『河野太郎氏まさかの完敗‥』30日朝刊の見出しだ。河野太郎優勢と報道していたのに1回目で岸田文雄に負けた。議員票では高市早苗候補が28票も河野を上回り、河野は議員票では3位と無様な結果だった。ブンヤの先見性のなさを天下に示してしまった。貧乏神石破茂、若造小泉進次郎と組んだ『3バカ大将』気分を害するなら『3匹の嫌われ者』だ。これでは党員、党友選に勝っても、多数の議員から見放されている河野の負け犬は当然だった。麻生派の河野が総裁選出馬に対して麻生太郎親分「最初からやるならしっかりやれと。勝たない選挙はやめたほうがいいよと。やるならやることやらないとダメと、激励はしましたけど」と突き放した言い分、「俺が全面的に応援する」心算は毛頭なかった。麻生太郎と河野太郎とは水と油の証左。河野を嫌っている麻生派のベテラン甘利明は岸田陣営の選対顧問を務め、麻生派から河野票を引きはがすことに成功したが麻生親分承知の行動だった。河野を知る周辺議員は端から河野を見放していた事実が証明された。河野が大臣就任中、部下に対するパワハラなど評判は甚だ芳しくない。河野、小泉を歴代首相が若造を力量以上に取り立て、目玉に利用、大臣に任命するからだ。『俺には力がある』と勘違いして、大いなる錯覚を起こす。「力不足でありまして、非力な候補者をここまで応援してくれた多くの仲間に感謝したい」と河野は敗戦の弁だ。『年金は消費税で』と言って見たものの税率をも示せず、付け焼刃が剥がれるお粗末さ。今後、直ぐ怒鳴る、噛みつくなど己の行状を改めないと『恩を仇で返す石破』の轍を踏み、自民党議員からそっぽを向かれ、石破のように総裁選に必要な推薦人20人も集められず、やっと出られても“柳に飛び付く蛙”よろしく鳥獣戯画の石破カエルか河野カエルの図と相成る。1回目の議員票で河野を28票も上回った高市早苗候補は「党員票が足りなかったのは、私の不徳の致すところ」と一応反省の弁を語るが“女を上げた”のは間違いない。河野と正反対に彼女は『言動に自信を持ち、全くぶれなかった』安倍前首相の後ろ盾が功を奏した。総裁選を羨まし気に眺めていた枝野立民が“負け犬の遠吠え“している。岸田首相の初仕事は衆院解散、総選挙突入、そして立民、日共の反日勢力を木端微塵に打ちのめす事だ。


1.2位の決選投票へ

2021-09-20 11:55:42 | Weblog

総裁選に出馬した暴れ馬、河野太郎、党員、党友票(382票)を稼ぐには、総裁選を諦めた石破茂、小泉進次郎の人気に肖ろうと目論んだ。国民に人気があると言われる石破を富士山に例えれば、富士山を遠くから眺めて美しいと悦に入るのが国民だ。一方至近距離から見ているのが自民党国会議員(382票)だ。近いだけに富士山の汚さなど粗が目に入る。自民党議員は過去、石破が裏切った麻生、安倍を筆頭に数限りない事実を知っている。その恨みつらみが現在、自民党議員に全く人気がない証拠だ。石破派、水月会だがやっと20人になった途端に1人去り、2人去りで現在16人、無派閥議員からも敬遠されている。今回総裁選出馬を画策したが推薦人20人に足りない。思案の末、石破は幹事長二階俊博に推薦人を貸してくれと頼んだ。二階から推薦人を尋ねられた石破、13人揃っている7人足りないと返答、それでは推薦人13人の名簿を出してくれと言われた。その後石破から二階側に名簿は示されなかった。13人と見栄を張ったが、事実は片手のたった5人だったので石破が恥の上塗りを避けたのが真相だ。立候補を断念した石破はマスコミには現在白紙だと気を持たせたが所詮推薦人は集まらず、裏で蠢いて河野応援に回り恩を売る魂胆。河野が総裁になった暁には党三役か主要閣僚の椅子を約束させたのだろう。自民党議員にサッパリ人気がない石破が片棒担げば、河野支持だった議員も尻込みする。これを諺では“贔屓の引き倒し”という。河野太郎、岸田文雄、高市早苗、総裁病に罹患して永い野田聖子、古賀派会長古賀誠に可愛いがられて過去3回総裁選を狙ったが、いずれも立候補に必要な国会議員20人の推薦人が集まらず出馬を断念した。野田の人柄の悪さは周知の事実、総裁の器ではない。今回二階派の同情に助けられ、やっと出走出来た次第。古賀は岸田を敬遠して総裁選出馬に消極的な態度だったし、また岸田に派閥会長を譲るのも渋っていた。マスゴミの調査では現在河野が1位だが、4人出馬では1回戦で過半数を獲得出来ないだろう。1.2位の決戦投票(国会議員票382と47都道府県連各1票)になれば議員票の多数が岸田に集まり、岸田優位となる。マスゴミが応援する手合いは国家、国民にはマイナスな人物だ。マスゴミが反対する人物こそ今後の日本に必要だ。御面相と弁舌爽やか、立て板に水に惑わされて投票すればブーメランとなって我が身に帰って来るだろう。キツツキは自民党員でも党友でもない。太平楽を並べ、高みの見物決め込む。写真はツマグロヒョウモンのオス、下はリコリス(アポロ)、ヒガンバナ科。

 


願いましては6+3+0.5+0.2では、9.7、ご明算

2021-09-11 15:33:43 | Weblog

6+3+0.5+0.2=9.7これは小学校の算数の問題ではない。立憲民主党、共産党、社民党、れいわの支持率だ、足しても10%もない4党が、8日午前、次期衆院選に向けた政策協定を締結したと各紙が報じた。この味噌糞一緒にしたのは左翼系『安全保障関連法廃止を求めるグループ野党共闘を支持する市民団体」この連中は国会周辺でしょっちゅうデモっている、デモプロだ。2015年8月、安保体制反対デモで「安倍首相は安保法制、国民の生命と安全のためと言っているが、こんなものは本当に嘘っぱち。まさに生来の詐欺師が誠実をかたどったものだ。安倍政権は国民の生命、安全なんて、これっぽっちも考えていない・・安倍に言いたい。お前は人間じゃない! たたき斬ってやる! 民主主義の仕組みを使ってたたき斬ろう。たたきのめそう」えらい権幕でアジっていた法政の山口二郎が親玉だ。「市民連合」などと市民の代表だと錯覚を起こさせる呼び名だ、ペテン師に近い。低支持率の4野党、“溺れる者は藁をもつかむ”心理だ。小選挙区での候補者を一本化して当選者を増やす魂胆。協定は①安保法制、特定秘密保護法、共謀罪法などの違憲部分を廃止し、コロナ禍に乗じた憲法改悪に反対②核兵器禁止条約の批准を目指し、締約国会議へのオブザーバー参加に向け努力③沖縄県名護市辺野古での米軍新基地建設を中止④コロナ禍による倒産、失業などの打撃を受けた人や企業を救うため、万全の財政支援を実施⑤所得、法人、資産の税制や社会保険料負担を見直し、消費税減税を実施⑥石炭火力から脱却し、原発のない脱炭素社会を追求⑦選択的夫婦別姓制度やLGBT平等法などを成立⑧森友・加計学園問題、桜を見る会疑惑など安倍・菅政権の下で起きた権力私物化の疑惑について真相究明⑨菅政権が任命拒否した日本学術会議の会員候補を任命⑩内閣人事局のあり方を見直し、公正な公務員人事を確立。と実現不可能なお念仏だ。玉木の国民民主党は協定の内容は非現実的で賛成できないので参加しないと榛葉幹事長が断言。幹部は「立民は万が一政権を取ったら、外交・安保の現実の脅威にどう対応するのか」語った。野党が大切にしているマッカーサー憲法、平和憲法が平和を守ってくれると信じて疑わない。能天気な国民である。憲法前文に曰く・・平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。一方ポピュリズムはどうだ、万全の財政支援で国民に現金を配る。消費税の減税、社会保険料負担の軽減。心配は要らぬ、古より大黒天が打出の小槌を振れば大判小判何でも出てくるではないか。

 


正々堂々、弁舌さわやかに・・

2021-09-09 12:41:02 | Weblog

自民党総裁選出馬記者会見で高市早苗候補が弁舌さわやか“立て板に水”で立候補の所信を表明した「私、高市早苗は日本を護る責任と、未来を拓く覚悟をもって、自民党総裁選挙へ立候補を表明致します。国の究極の使命は国民の生命と財産を護り抜く事、領土・領海・領空・資源を護り抜く事、そして国家の主権と名誉を護り抜く事だと考えております」コロナについては治療者・死亡者の極小化&自宅療養者減&事業者支援等の対策を講じる。日本を守るため自然災害・国防に係る脅威等のリスク対策強化に最優先で取組む。日本経済強靱化計画、所謂『サナエノミクス』の3本の矢は金融緩和、緊急時の機動的な財政出動、大胆な危機管理投資・成長投資。NHK改革では「NHKのカメラも入っている中で恐縮だがNHK改革を加速させる。家計負担が重くなっている受信料引下げのために営業経費削減・放送波削減・子会社改革(特に隋契約比率改善)する」NHK、各TV局は無視、報ぜず。憲法改正、皇位継承、省庁再編などについても意欲を示した。記者質問に立った“落ち目の毎日”系TBSでキャスターを務める膳場貴子(高額ギャラでNHKから移籍)が高市に一泡吹かせようと企んで質問したのが「『弱者のふりし得しようという国民ばかりだと日本が滅ぶ』と発言していた!困窮する国民をどう見ている」高市「何年も前、生活保護不正受給が多かった時の発言だ。コロナでも不正受給はあるが税金なので福祉は公正・公平であるべきだ。ただ努力しても働けない人は支援すべきだ」膳場は肝心の不正受給には全く触れず、弱者を見捨てるのが高市だと指摘したかったものだ。日本中に不正受給が蔓延すれば“正直者が馬鹿を見て”国民の税負担が増えるだけだ。高市の言い分は当然至極。偏向新聞は膳場が鬼の首でも取ったようにはしゃぎ書き立てる。会見の終盤、横田一なるフリーの記者、こいつは記者会見の鼻つまみ者だ。指名されなかったので、大声でヤジを飛ばすが如く喚いて質問する、ルールなんざ無視だ。横田ピン「森友再調査について一言! 赤木ファイルの公開、森友事件の再調査するんですか? 一言答えてください! 岸田さんはしないって言ってますが。安倍さんの疑惑に触れないのは忖度しているせいですか? 一言お願いします! 聞こえてるんでしょ? 一言!」こんな手合いにも高市氏は「裁判中の案件については、お答えは差し控えさせていただくが、ただ、再発防止にはしっかりと取り組んでいく」と答えた。これに対して別の記者からピンに「おい、ルール守れよ!」と怒号が飛んだ。最低のルールも守れぬ輩は今後記者会見場には入れぬことだ。本人は正義のミカタ月光仮面の心算だろうが“百害あって一利なし“正に排除すべきだ。マスゴミの悪意のある意地悪な質問にも逃げず正々堂々たる態度は立派だ。今後も下衆な偏向報道に惑わされぬよう初志貫徹されたし。写真は横浜・ニューグランドホテルで


菅退陣に追い込み、野党は乾杯!!

2021-09-04 16:53:01 | Weblog

“菅義偉首相が自民党総裁選不出馬を表明“のニュースが昨日、日本中を駆け巡った。TVのワイドショウは飽きもせず、連日朝から夜までコロナ禍は菅政権の責任だと非難を集中させていた。野党立憲もコロナ対策に協力せず、国民の命を守るとの建前だが逆に妨害していた。昨年10月~12月の国会審議で、立憲民主党議員は執拗にワクチンの危険性ばかりを強調して、海外データを使わせず、日本国内に於いてゼロからの臨床試験を要求した。その結果、12月には承認される筈だったファイザーワクチン承認は2月下旬まで遅れ、モデルナに至っては5月21日まで承認が遅れた。この立憲の政府に対する嫌がらせで我が国のワクチン接種は3か月も遅延させられた。この3か月間に数万人が陽性者になり、数百人の犠牲者が出た事になる。斯様に、卑劣な妨害迄して与党、菅政府を窮地に追い込むのに汲汲としていた。そして外国に比較して我が国のワクチン接種は遅かったと政府を責める。正にマッチポンプを絵に描いたような構図。その菅首相が任期で退陣するのだから野党の念願も願ったり叶ったり、万々歳だろう。総裁選不出馬表明で首相は「コロナ対策に専念したい」とした。早速立憲党代表枝野幸男は口をとがらせ「新型コロナウイルス感染爆発で一刻を争う緊急対応が求められている中でこうした事態に至ったことに対して、はなはだ怒りを持って受け止めている。総理も無責任だ。自民党に政権を運営する資格はない」と口角泡を飛ばす勢いだったが、マスク着用だから聞き手は無事に済んだ。日共委員長志位和夫は「首相の政権投げ出しという事態だ。こんな政治はもう我慢ならないという国民の世論と運動に追い詰められた結果だ」と宣った。国民党の代表玉木雄一郎代表は「緊急事態宣言のまっただ中にコロナ対策の最高責任者が辞意を表明したのは異常事態だ。対策の失敗の責任を事実上取った形だ」と、どいつもこいつも言いたい放題。任期満了で辞めるのを『無責任だ』『政権を投げ出した』セリフを使うのは日本語が正確に理解出来ぬ幼児並みだ。任期途中で辞めるのを『投げ出す』と表現する。月刊誌「Hanada」昨年9月号の対談で安倍首相は「菅総理には菅官房長官がいないという問題があります」と答えた。確かに有能な参謀役がいなかった。安倍首相の指摘した通りになったのは皮肉な結果だった。菅首相の思惑は二階幹事長手始めに役員人事、閣僚人事、衆院選先行、総裁選後回しなどと迷った。横浜市長選では首相が推した小此木候補が大敗した。新型コロナウイルスのデルタ株で感染拡大に歯止めが掛からない。各マスゴミは感染者急増を五輪のメダル獲得の如く、嬉々としてTVで流す。8月の世論調査で内閣支持率は過去最低だった。首相の不人気では看板にならぬ、これでは総選挙に勝てぬと嘆くボウフラ議員を抱える各派閥のボスにはこれを抑える力はなかった。菅首相は成りたくてなった総理の座ではない。安倍首相の体調急変で急遽リリーフしたのが始まりだ。ここで総理の座にしがみ付き、総選挙で大敗して自民党を野党にでも転落させれば後世に汚点を残す。これを避けたかったのが本心ではないだろうか。写真はワルナスビ、全草がソラニンを含み有毒でプチトマトに似た黄色の果実が成る。切れた地下茎の一つ一つから芽が出て増殖。除草剤も効きにくいため、一度生えると完全に駆除は困難。下はヤブカンゾウ。

 


菅では勝てぬとボウフラ議員

2021-08-30 15:30:36 | Weblog

自民党総裁選が9月29日に決まった。昨年春、ダイヤモンド・プリンセス号から始まった新型コロナウイルス症、関東地方から全国に感染者が急増、政府が緊急事態宣言を発令した。8月28日安倍首相が体調不良で急遽退陣を表明、二階派が間髪を入れず官房長官の菅義偉氏を後継総裁に推した。党内7派閥のうち5派閥が菅氏を支持、圧倒的多数で岸田、石破両候補を破り菅総裁が誕生した。最近の世論調査では菅内閣支持率30%台に低迷している。コロナもデルタ株の感染力が強く、陽性者が倍増中だ。五輪、パラリンピック開催した為、コロナ感染者が増えたのも、豪雨、長雨も、猛暑も菅のせいだ、と言い兼ねない勢い。常軌を逸したマスゴミが野党と一緒になって、悪口雑言を浴びせ菅叩きに余念がない。この評判の悪い菅首相では選挙に勝てぬと自民党若手3回生以下のボウフラ議員が駄駄を捏ねて騒いでいる。所謂安倍チルドレンが反発中の模様。二階、石原派以外の派閥は菅指名出来ない状態だ。中選挙区時代の各派閥の長は札束に物を言わせ若手を牛耳っていたが、今や政党助成金時代、派閥も親分の威力も今や何処、昔の面影は欠片もない。96人いる最大派閥細田派は細田会長が首相再選支持を表明したにも関わらず、派として纏められないご粗末さ。当選3回以下が55%もおり『菅支持』に拒否反応を示す連中がかなりいる。これを見越して下村政調会長が出馬の意向だ。現役の政調会長が現総裁に挑む構図は常識的ではなく、異常だが、中老年も型破りの時代のようだ。現在総裁選出馬表明は菅、岸田の2名、下村、高市が支持者20人集めに奔走中、巷で人気があるが党内では嫌われ者の石破茂。己の派閥から次々逃げ出されて現在17名、“出るに出られぬ支持者が足りぬ“の体たらく。さぁ~どうする、どうする。今や昔、小泉チルドレン、小沢ガールズなどのうたかた候補は選挙の洗礼を受け正に元の泡になって消えていった。政党が議員候補を選ぶ基準は男女共第一が『ご面相』『見てくれ』の良し悪し、『肩書』『喋りが達者』だ。最大の目的は当選させて『頭数』を増やすことだ。人間性など無視。野党、特に日共は女性候補優先だ。このような選考方法だから男女共当選後『あるまじき行為』などで党の顔に泥を塗る輩が出てくるのは当然の成り行きだろう。菅では当選出来ぬと喚いている安倍チルドレンなどの泡沫議員は己の実力不足を喧伝しているに等しい。次の総選挙で試練を受けて消滅するよう切に願っている。


突き進む朝日、甲子園でコロナ辞退2校

2021-08-21 15:17:05 | Weblog

【新型コロナウイルスの感染拡大は止まらず、東京都などに出されている緊急事態宣言の再延長は避けられない情勢だ。この夏にその東京で五輪・パラリンピックを開くことが理にかなうとはとても思えない。人々の当然の疑問や懸念に向き合おうとせず、突き進む政府、都、五輪関係者らに対する不信と反発は広がるばかりだ。冷静に、客観的に周囲の状況を見極め、今夏の開催の中止を決断するよう菅首相に求める。選手をはじめ、五輪を目標に努力し、様々な準備をしてきた多くの人を考えれば、中止はむろん避けたい。だが何より大切なのは、市民の生命であり、日々のくらしを支え、成り立たせる基盤を維持することだ。五輪によってそれが脅かされるような事態を招いてはならない。まず恐れるのは、言うまでもない、健康への脅威だ。「コロナに打ち勝った証し」も消えた今、五輪は政権を維持し、選挙に臨むための道具になりつつある。国民の声がどうあろうが、首相は開催する意向だと伝えられる。そもそも五輪とは何か。社会に分断を残し、万人に祝福されない祭典を強行したとき、何を得て、何を失うのか。首相はよくよく考えねばならない。小池百合子都知事や橋本聖子会長ら組織委の幹部も同様である】朝日新聞が五輪中止を訴えた社説の一部だ。コロナ五輪、殺人五輪などと悪評流した日共、立憲党。慶應大、金子勝は、おつむから湯気を立て「世界から変異株を集め、世界へと拡散させる東京五輪」「東京五輪の選手・関係者も陽性者数も増えている。世界変異株五輪だ」「高齢者の感染者の割合低下していると強調する菅はバカか?まだ65歳以上でも4割も2回目を打たないまま、東京五輪に突っ込んでいる。全国民のうち1回目接種でまだ33%にすぎない。恥じるべきなのに」言いたい放題だった。さて無観客で開催した東京五輪は無事終了した。果たして各国選手は日本国民に新型コロナウイルス症を感染させただろうか。またアスリートが新型コロナウイルス症で倒れたり、競技が中止になったり、しただろうか。コロナ禍の中、五輪を成功させた我が国に対して、各国のアスリートから感謝され賛辞が浴びせられた。五輪前マスゴミが騒いだのはデマだったと五輪後はっきりした。社説で東京五輪中止を叫んだ朝日新聞社と高野連主催の全国高校野球選手権を甲子園球場で開催中だ。原則無観客と言うが、無人ではない、生徒や保護者ら学校関係者限定各校最大2.000人、ブラスバンド応援50人以下。主催者朝日、日頃の行いが悪いから連日雨に祟られ、日程がずれにずれ込み、大会運営に四苦八苦。過去最多の7度目の順延。お陰で気の毒なのは選手達、如何に水はけの良い甲子園球場でも、降り続ける雨の中、水田のような泥濘のグランドで夜10時近くまで試合をやらされた。『生命・健康が最優先』だと叫んで人命を大切にする朝日新聞が主催だから、新型コロナウイルス症の罹患者が出ないと思うのは、大なる錯覚。地方予選の神奈川県大会では選抜優勝校の東海大相模高校は登録メンバー17人が新型コロナウイルス陽性判定を受けたため、神奈川大会の参加を辞退。準々決勝で不戦敗となった。また城郷と藤沢工科も、コロナで不戦敗となった。朝日は全国の地方大会のコロナ不戦敗高校の報道をしていない。甲子園の全国大会では東北学院は1回戦で愛工大名電に勝ったが、選手1人が新型コロナウイルス陽性、濃厚接触者は、選手2人と補助員1人、朝日新聞の担当記者1人の計4人。2回戦で対戦する予定だった長野の松商学園は、不戦勝。宮崎商業は選手13人が新型コロナウイルスに感染して19日の初戦を前に出場を辞退。対戦予定の智弁和歌山高校は不戦勝となった。世界中205か国が参加する五輪は中止せよと叫び、日本の高校部活動の49校の野球大会は2校が新型コロナウイルス症で辞退しても中止はしない。全国高野球大会の始まりは所詮、朝日の部数拡大の方便だった。“他人に厳しく己に甘い”朝日の体質”は相変わらず続いている。


ヨコハマダービーに出走馬8頭さて1着は?

2021-08-10 13:29:37 | Weblog

人口378万人、日本一の市長選が8日告示された。選挙人名簿登録者314万人と多い、ヨコハマ市長ダービーには8頭も出馬した。太田正孝、田中康夫、小此木八郎、坪倉良和、福田峰之、山中竹春、林文子、松沢成文。過去の最多候補者は1982年と98年の6人で、今回最多更新して現職、国会議員、前知事、大学教授、市議など多彩な顔ぶれだが、どれが駿馬か駄馬か、各馬何票獲得するか。市民の高齢化が進む横浜市の財政は厳しい。そこで目を付けたのがIR(カジノを含む統合型リゾート)誘致だった。市長林文子、自民党、地元経済人などが一斉に動き出した。これに真っ向から反対する共産党など支持者がカジノの是非を問う住民投票を求める署名運動を行い19万筆集めた。野党は住民投票を求めたが林市長は投票実施の「意義を見出せない」と表明、市議会もこれを否決した。今回の市長選は『R賛成か、反対か』を最大の争点にしようと反対票を見込んだ立憲党の江田賢司、浜のドンこと藤木幸夫らが山中竹春を担ぎ出し、共産党も同調した。一方自民党では小此木が急遽、大臣を辞任、議員辞職して、IR横浜招致反対の旗印を掲げて市長選に出馬した。菅首相から地元の国会議員、県議、市議が一斉に小此木支持に回った。8候補者はIR賛成派2,反対派6に分れ、反対派が票の取り合いになる。元来林市長は旧民主党が担ぎ出した玉だった。林市政3期12年の多選、75歳の高齢者などを理由に、今回は林を支持せずと自民党は表明していた。12年も市政を預かった林だが、これといった目ぼしい業績はない。公立中学校給食は首都圏、一都五県では100%実施されているのに神奈川県では27.1%と低く、横浜市に至っては公立中学の給食ゼロ。今後実施する気配もない。代わりに『ハマ弁』(配達弁当)なる弁当を希望者は注文する。これが不味い、冷たい、高いと甚だ評判が悪く、利用者は増えない体たらくだ。太田候補が指摘するのは横浜林市長が時価200億円の関内駅前旧市庁舎をたったの7600万円三井不動産の企業グループに叩き売りと指摘、売却を中止させるとしている。今春始まった高齢者に対するコロナワクチン接種の不手際は酷かった。集団接種予約は電話、パソコンを使って1000回やっても繋がらず予約出来ない高齢者が続出、数日振り回された。予約出来た者は運がよかったとまるで宝くじの1等に当選したようだった。開業医は”医は算術”でソロバン片手に「診察券のない者はお断り」の異口同音、数区の開業医も同じ、医師会が音頭を取ったのだろう。業を煮やしてキツツキは大手町の自衛隊大規模接種センターに予約、やっと接種出来たが、交通費を使って半日潰れた。8頭が出走するが、団栗の背比べになって、票が分散すると公職選挙法で定める「法定得票数1/4以上」に届く候補者がいないと再選挙になり13億円がムダ金になるそうだ。高砂百合、朝顔