草加市議・佐藤のりかず公式ブログ

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埼玉県の犬猫殺処分数と猫の不妊去勢補助を活用している市町一覧

2022年04月11日 | 市政・議会・活動など

埼玉県の犬猫殺処分の状況と、県内自治体における猫の不妊・去勢手術等に係る補助制度の活用状況をまとめました。

 

■殺処分の94%が猫

埼玉県での犬猫の殺処分数(政令市・中核市を含む)の推移を表にしました。県によると、令和2年度は犬が40頭、猫が692頭で合計692頭もの猫ちゃん・ワンちゃんが殺処分されました。

なお、政令市・中核市を除いた令和3年度の速報値(4年1月4日時点)は、犬が7頭、猫272頭の合計279頭です。

 

■殺処分削減に向けた補助制度を23市町が活用

埼玉県生活環境課からいただいた資料をもとに、県内自治体の野良猫の不妊・去勢手術等に係る補助金制度の実施状況をまとめました。

①地域猫活動推進事業

平成24年度から実施して18市町が活用しています。モデル地区の猫の生息数削減と市町村が独自に地域猫活動や野良猫の不妊・去勢手術への助成を実施することを促す事業です。原則3年、年40万円を上限に市町村へ補助。

②飼い主のいない猫の不妊・去勢手術推進事業

第2弾の事業で平成29年度から実施し、10市町が活用しています。飼い主のいない猫の不妊・去勢手術の助成事業をおこなう市町村に、費用の一部を補助する事業です。原則3年、年間40万円を上限に市町村へ補助。

 

 

【関連記事】

埼玉県に猫の不妊・去勢手術補助の継続を要望しました(2022年04月11日)

埼玉県の野良猫・地域猫の不妊・去勢手術補助を継続して!(2022年04月06日)

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埼玉県に猫の不妊・去勢手術補助の継続を要望しました

2022年04月11日 | 市政・議会・活動など

今日、埼玉県生活環境課に「飼い主のいない猫の不妊・去勢手術推進事業費補助金の補助継続を求める要望書」を提出しました。

 

 

埼玉県生活環境課によると、野良猫の不妊・去勢手術等の推進として平成24年度から「地域猫活動推進事業」をスタートさせ、第2弾として平成29年度から「飼い主のいない猫の不妊・去勢手術推進事業」をはじめたとのことです。

背景として、埼玉県の殺処分は猫が圧倒的に多く、殺処分された猫のうち7割程度が子猫であった状況を何とか改善させたいとの思いからスタートしたとのことです。また、自治体ごとの独自策を始めるキッカケとなるよう、運転資金として3年間の補助期限を設けた狙いがあるようです。

要望に対して生活環境の担当者さんは「草加市さんの状況を伺えてよかった」「補助を申請する自治体が減ってきているため、今後について検討しているところです」「各自治体の取り組みに合うカタチでフレキシブルに検討していきたい」と前向きに応えてくれました。

 

彩の国ハッピーアニマルWAON

なお、「飼い主のいない猫の不妊・去勢手術推進事業費補助金」は、イオンの「彩の国ハッピーアニマルWAON」からのご寄付により実施しているとのことです。彩の国ハッピーアニマルWAONからのご寄付は、子猫のミルクボランティアなどの活動にも活用されているとのこと。

 

懇談のなかで県内の状況や他の施策等も伺うことができました。要望内容を市に持ち帰って、施策の推進を提案していきたいと思います。

 

 

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