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保育園選考の待機家庭に再調整を実施

2021年05月24日 | 子育て・教育
草加市では、保育所等の令和3年4月入園申し込みで、待機児童を減らすための新たな試みが実施されました。

これまで、保育所等の新年度申し込みで、1次選考に落ちた家庭は次の2次選考に賭けるしかありませんでした。
そこで、草加市保育課では令和3年4月入園選考から、1次選考で保留児童(待機児童)となった家庭に「保育所等希望確認調査票」や選考後の「空き状況一覧」(見出しの写真)などをセットで送り、1次で希望した施設の変更や入園できなかった場合の意向を把握することで、定員に空きがある施設への再調整を実施しました。同様に、2次選考と追加選考でも待機(保留)となった家庭に再調整がおこなわれました。
保護者にとって、”選考に落ちた→終わり”ではなく、その後の希望変更などで入園の可能性を広げられるありがたい試みです。娘が待機になった当時に、この仕組みが欲しかったです…

なお、各選考後の保留児童数(市基準の”待機児童総数”が令和3年度より名称変更)は、1次選考後が277人、2次選考後が254人、追加選考後が226人でした。


■待機家庭の内訳も把握可能に
また、市保育課では、今回の「保育所等希望確認調査票」により、待機児童(保留児童)となった家庭の分析もおこなえたとのことです。その内訳は次の通りです。

保留児童数(待機児童総数)226人
・求職活動なし、内定辞退、他施設(企業主導型等)利用、育休取得の要件該当者など:195人
・上記以外で周辺に空き施設があるが追加希望変更していない:30人
・国基準による待機児童:1人

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