草加市議・佐藤のりかず公式ブログ

公正・共生・多様性による「じぞくまちプロジェクト」推進中!
草加の「知りたい」が分かるブログを目指します

あおば学園建てかえ1年2カ月の遅れ

2021年11月09日 | 子育て・教育
草加市児童発達支援センター「あおば学園」の建てかえ工事について、想定を超す地下水が発生したことによる追加工事で、工事スケジュールが1年2カ月程度遅れる見通しとなりました。

■工事遅れの経緯
草加市担当課によると、工事スケジュールが遅れた経緯は次の通りです。
当初、建物解体前の敷地のボーリング調査では地下から食器などのゴミが確認され、その撤去を予定していました。ところが、解体した建物の地下から医療用廃棄物が出てきました。その医療用廃棄物を撤去するため、想定より深く掘削作業を進めました。すると想定を超す地下水が発生したことから、作業の安全性に問題が生じるとともに、地盤変動による近隣住宅の沈下など大きな影響が生じる恐れがあるため、山留工事などの安全対策を追加でおこなう必要が生じたとのことです。

■工事スケジュールに1年2カ月間の遅れ
当初の工事スケジュールでは、 令和3年6月から4年9月までに建設され、4年10月にオープンする予定でした。しかし、上記理由により、工事スケジュールが令和3年6月から5年11月まで長期化することになりました。当初より14カ月間の遅延となります。オープン時期については、工事の進捗次第により現時点では未定とのことです。
また、次の草加市議会12月定例会で、上記追加工事による建築工事変更契約の議案が提案される予定です。そこで、追加工事による具体的な追加費用などが明らかとなります。


【関連記事】
⇩あおば学園新園舎の図面や概要など
あおば学園22年10月に新園舎スタート予定-定員45人に拡大(2021年06月14日 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中学校選択制が2022年度から廃止されます

2021年11月08日 | 子育て・教育
草加市では、2006年度より中学校の「学校選択制」が運用されてきましたが、2022年度から同制度が廃止されます。現在の小学6年生(来年度の中学新1年生)からが対象となります。

⇓2022年度からの学区にかかわる変更点をまとめました。

■指定学校を変更できる新基準の追加
「学校選択制」に代わる新たな運用方法として、指定学校変更に新たな許可項目が追加されます。
具体的には、これまでの「教育上の配慮(いじめ・不登校など)」や「通学安全上の選択可能地域」に加えて、新たに、①指定校に希望する部活がない場合や、②通学している小学校と幼保小中を一貫した教育を行っている場合、③入学時に兄・姉が在学している場合、④八幡小学校区(指定校が川柳中と松江中に分かれているため)についても指定学校の変更ができるようになります。

■花栗中と栄中学校区の変更
小山1丁目と北谷2丁目の一部地域に住んでいる小学生は現在、松原小学校が指定学校で、小山小学校も選択可能(選択可能学校)となっています。この区域が、2022年度からすべて小山小学校の指定学校区域に変更されます。
同様に、この区域の中学生は、栄中学校が指定学校で、花栗中学校が選択可能となっていましたが、2022年度から花栗中学校の指定学校区域に変更されます。

※小山小学校へ通う児童生徒が増えることから、来年度は小山児童クラブが定員を超えてしまわないかが懸念されています。現在、市担当課に状況に応じた待機児童対策をおこなうよう求めています。


↓関連情報
草加市教育委員会ホームページ「草加市立中学校選択制の廃止(見直し)について」
※なお、見出し画像の学区地図は、市教育委員会ホームページより抜粋
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする