光りもの、好きなんです〜。
アジ、コハダ‥
違うって。
昨日、テレビで即位の礼を見て
豪華絢爛のティアラとネックレスにうっとりした話。
素晴らしい芸術品です。
《皇后の第一ティアラ》
①照憲皇太后(明治天皇の皇后)
②貞明皇太后(大正天皇の皇后)
③香淳皇太后(昭和天皇の皇后)
おまけ‥香淳皇太后のお若い頃。
おひな様のようで、大好きなお写真です。
ちょっと眞子様と似ていらっしゃいます。
④美智子上皇后
⑤そしてこのたび、雅子皇后に引き継がれました。
特大最上級のダイヤモンドを久しぶりに鑑賞できて、ああ眼福、眼福。
ご存知とは思いますが、ティアラの形は
受け継ぐ方々それぞれのサイズやお好みに合わされています。
デザインが違って見えるのは
大粒ダイヤに取り外しのできる星型のパーツを装着してあるからです。
香淳皇太后までは、髪を結い上げて頭頂部に載せるタイプでしたが
美智子様から、カチューシャのような横広がりの形になりました。
頭頂部でおまんじゅうを作る髪型がすたれたことも一因でしょうが
日本にあって西洋に無いもの‥お辞儀も関係しているのではないでしょうか。
避けて通れないお辞儀をするために
より安定性の高い形状が求められたのかもしれません。
頸椎の痛みという理由で、美智子様がティアラをお付けにならなくなって
長い年月が経ちました。
確かに痛みもおありとは存じますが、ティアラは髪の毛で留めます。
お年を召すと髪の毛が衰退するので
ティアラを支えにくくなられたのかも‥などと
やんごとなき世界の厳しさに想いを馳せる私でございます。
な〜んて、えらそうにごめんなさいね。
《皇太子妃の第一ティアラ》
①美智子上皇后
②雅子皇后
③そしてこのたび、紀子皇嗣妃に引き継がれました。
これは嬉しいサプライズ。
このティアラとネックレスも、15年ぶりに拝見できました。
紀子様がこれを付けられたら、さぞやお美しいだろうと
以前から想像していたので、見た時はとても感動したものです。
名実共に、皇位継承権第一位の妃である証しと受け取りました。
個人的見解ですが、このティアラのデザインは
『アラベスク(唐草模様)』がモチーフではないかと思います。
唐草模様は、コントに出てくる泥棒がかつぐ風呂敷の柄として
ポピュラーですが、本来の意味は『永遠の愛』。
縁起の良い柄として、昔はよくエンゲージリングに彫刻してありました。
美しいものを拝見して、幸せな令和初日の私でしたが
実は毛虫に刺されて気もそぞろ。
ダイヤモンドより、毛虫がお似合いのみりこんでした。