この人の顔を描いていて浮かんでくるのは
さらなる闇。
おお、いやだ。
以上。
…と、一回目のアップはこの短文で終えてしまった。
うちらがなんやかんや言ったって、どうにもならんじゃん…
そういう投げやりな気持ちにさせる雰囲気が、彼にはある。
私は反省した。
そして何か書き加えることにした。
私のようなしろうとが
実力的問題からお子様用の簡単お絵描きソフトしか使いこなせず
粗い画素で適当に描きなぐっておいて
えらそうに描いた後の感想をほざくのは身の細る思いだが…
思うだけで細りはしないが…
ともあれ我慢して聞いていただこう。
絵は簡単に描けた。
若い子は顔に陰影が少ないので早い。
鼻がほぼ理想形…
「漫画のイケメンヒーローの鼻を実写に近づけたらこうでしょ」
という明快な形状になっているので
特徴をつかむのに時間を割く必要が無かったのもある。
海の王子時代であれば、もう少しかかったかもしれない。
最も時間を要したのは、どの顔を描くか。
だってこの子、一人の時と、お母さんと一緒の時と
眞子様と一緒の時とで、それぞれ表情が違うんだもん。
どれも確かに同じ人で、見て流すだけならどうってことないけど
マジで描く気になって見たら、表情の異なりが大きい。
一人の時は、不遜な中年のおじさん。
お母さんと一緒の時は、背伸びしてる年下の亭主。
眞子様と一緒の時は、あどけなさが残る青年。
カメレオンみたいなんだもん…どれを描くか迷うってもんよ。
毒のある男ほど、良い面を見せるのがうまい。
こういう種類の男は、後を引く。
離れがたいものなのだ。
とはいえ唯一の幸運は、その思い込みが長期間続くことであろうか。
何年、あるいは何十年と続くなら、その間は幸福に浸れる。
「恋愛は続いているが、縁談は終っている」
私はそう思っている。
しかし楽観はできない。
就職しなくても生活できる裏技
女性宮家の創設というウルトラCがある。
彼が殿下だの圭様だのと呼ばれ
バルコニーから手を振るようなことになったら
もはや怪談である。
とりあえず女性宮家、反対。