
「みりこんさん、“教え”をやらない?」
何年もご無沙汰だった年配の知人が、電話してきた。
「教え?」
「私、教えを教えているの。
“教えの会”っていうお教室を持ったのよ」
「教えの会?」
「そうなの!
私、すごく頑張ったのよ~!」
こちらの当惑をよそに、知人はしゃべり続ける。
“お教室”を持ったことが、よっぽど嬉しいらしい。
興奮した口調は、マルチ商法に洗脳された人のそれと似ている。
「私の教えはね、現代風の感覚を取り入れた独特のものなの。
最近、またちょっとしたブームになりつつあってね…」
“またブーム”って、前を知らんし…。
教えを教えてる…変な新興宗教かも!
私は怪しんだ。
「手軽に学べて、楽しみながら出来るのが教えのいいところよ」
「はぁ…」
「教えは荷物にならないし、年をとってもずっと続けられるしね」
「いや…あの…私はそういうのはちょっと…」
「あら~!どうして~?みりこんさんは向いてると思うのよ」
「そ…そう言われても…」
「お年寄りが多いんだけど、若いお弟子さんにも入ってもらいたいのよ」
「で…弟子…」
…危ない、危ない。
この人も、ついにそういうことになったか…。
前からちょっと変ってるというか、周りが見えてないと思っていたけど
やっぱりね…。
「皆さん、やって良かったと喜んでくださるのよ。
人にものを教えるって、自分も学べてすばらしいわ。
毎日が、とても充実しているの」
ひ~…あんたの充実のために、おいらの魂を犠牲にするわけにはいかんぞ~!
しかし、老後の生き甲斐を見つけたばかりの女は厄介だ。
舞い上がり、燃え上がり、手が付けられない。
「ね、一緒にやろう!仲間も待ってるわ!」
…そんな仲間、いらん。
「今、仕事が忙しいから、ちょっと無理です」
事柄によっては、私は働いていることにするのだ。
前職が時間に不規則で、人目につかない仕事だったので
まだこの手が通用する。
嘘ではない…働いていますとも…家で。
「忙しいからこそ、週に一度の教えの会が、心のオアシスになると思うわ」
ちっ…敵もさるものだ。
「そういうのは、私、苦手なんです。ごめんなさい」
「え~?やればいいのに~!」
しかし最終的には
「また気が変ったら、声かけてね」と言ってくれた。
ホッ…。
数日後、本屋でその知人とバッタリ会う。
「そうそう、今ちょうど色々持っているのよ」
うぅ…万事休す。
知人が袋から取り出したのは、数枚の色紙。
うひゃ~!教祖のサインか~?
いえいえ、色紙の上に太った子供や花を立体的にアップリケした
和風の地味~な手芸であった。
布の中にワタを入れて、ぷっくり膨らませたパーツを
糊で貼り付けて形にするのだ。
夫のおばあちゃんが生前、老人クラブで作ったのをくれたことがある。
「ね!いいものでしょ?押し絵って」
教えじゃなくて、押し絵だと、その時やっと理解した。
自分の趣味や立場を過大評価しすぎると、正確な情報が伝わらんじゃないか。
手芸を教えてます…生徒を募集してます…入ってください…と言えば早いのに
変に気取るから、おかしなことになるのだ。
「お節句や誕生祝いの贈り物に、とっても喜ばれるの」
…喜ばれん、喜ばれん。
「頼まれて制作することもあるわ」
…無い、無い。
「みりこんさんも必要な時は言ってね!
特別にお安くしておくから」
…いらん、いらん。
何年もご無沙汰だった年配の知人が、電話してきた。
「教え?」
「私、教えを教えているの。
“教えの会”っていうお教室を持ったのよ」
「教えの会?」
「そうなの!
私、すごく頑張ったのよ~!」
こちらの当惑をよそに、知人はしゃべり続ける。
“お教室”を持ったことが、よっぽど嬉しいらしい。
興奮した口調は、マルチ商法に洗脳された人のそれと似ている。
「私の教えはね、現代風の感覚を取り入れた独特のものなの。
最近、またちょっとしたブームになりつつあってね…」
“またブーム”って、前を知らんし…。
教えを教えてる…変な新興宗教かも!
私は怪しんだ。
「手軽に学べて、楽しみながら出来るのが教えのいいところよ」
「はぁ…」
「教えは荷物にならないし、年をとってもずっと続けられるしね」
「いや…あの…私はそういうのはちょっと…」
「あら~!どうして~?みりこんさんは向いてると思うのよ」
「そ…そう言われても…」
「お年寄りが多いんだけど、若いお弟子さんにも入ってもらいたいのよ」
「で…弟子…」
…危ない、危ない。
この人も、ついにそういうことになったか…。
前からちょっと変ってるというか、周りが見えてないと思っていたけど
やっぱりね…。
「皆さん、やって良かったと喜んでくださるのよ。
人にものを教えるって、自分も学べてすばらしいわ。
毎日が、とても充実しているの」
ひ~…あんたの充実のために、おいらの魂を犠牲にするわけにはいかんぞ~!
しかし、老後の生き甲斐を見つけたばかりの女は厄介だ。
舞い上がり、燃え上がり、手が付けられない。
「ね、一緒にやろう!仲間も待ってるわ!」
…そんな仲間、いらん。
「今、仕事が忙しいから、ちょっと無理です」
事柄によっては、私は働いていることにするのだ。
前職が時間に不規則で、人目につかない仕事だったので
まだこの手が通用する。
嘘ではない…働いていますとも…家で。
「忙しいからこそ、週に一度の教えの会が、心のオアシスになると思うわ」
ちっ…敵もさるものだ。
「そういうのは、私、苦手なんです。ごめんなさい」
「え~?やればいいのに~!」
しかし最終的には
「また気が変ったら、声かけてね」と言ってくれた。
ホッ…。
数日後、本屋でその知人とバッタリ会う。
「そうそう、今ちょうど色々持っているのよ」
うぅ…万事休す。
知人が袋から取り出したのは、数枚の色紙。
うひゃ~!教祖のサインか~?
いえいえ、色紙の上に太った子供や花を立体的にアップリケした
和風の地味~な手芸であった。
布の中にワタを入れて、ぷっくり膨らませたパーツを
糊で貼り付けて形にするのだ。
夫のおばあちゃんが生前、老人クラブで作ったのをくれたことがある。
「ね!いいものでしょ?押し絵って」
教えじゃなくて、押し絵だと、その時やっと理解した。
自分の趣味や立場を過大評価しすぎると、正確な情報が伝わらんじゃないか。
手芸を教えてます…生徒を募集してます…入ってください…と言えば早いのに
変に気取るから、おかしなことになるのだ。
「お節句や誕生祝いの贈り物に、とっても喜ばれるの」
…喜ばれん、喜ばれん。
「頼まれて制作することもあるわ」
…無い、無い。
「みりこんさんも必要な時は言ってね!
特別にお安くしておくから」
…いらん、いらん。
ここでいろんな事を学ばせていただいてますっ!ありがとうございますm(_ _)m
夫の祖母 御年93歳。現在も一人暮らし。
趣味は 人形づくり。
夫の不倫が明るみになる前の話しです。
義祖母は人形を作成しては 夫の実家に置いていき、扱いに困る義母は 数体を私たちに押しつけようとするが置場所がないと夫が拒否(裏でいらんと私が目配せ)
仕方なしにと1、2体はあります…。
義祖母が元気な事はなによりです。が、人形はいりません。髪が伸びたりしたら怖いですもん(苦笑)
一人で楽しむ分には良いんです…。
押し絵!
意外なオチに爆笑させていただきました!
以前、ネットの掲示板で見たことがあります。
「姑からもらって困っている物は?」
色んな物の名前が並んでいて、どれもかなり笑えましたが、
私が一番ツボだったのは
「五円玉で作った亀」
でした。
でも、押し絵もけっこう困ると思います…
毎年12月になると来年の干支の壁掛け作りますの
みーも誘われますの毎年…
残念ですけど 忙しいので…というと
作ってくれますの 毎年…
有難いわ~ホントに…
趣味はけっこうですが、好みに合わない残るものは
もらっても困りますよね(笑)
絵とか、書とかも困ります。
飾ってくれているか、見に来たり、どこそこへ飾ってと指定があったり。
その値打ちがあると、自分では思いたいんでしょうね。
趣味を始める時は、必ず人が欲しがるものを選ぶか
絶対人にあげない強い決心をして臨んでいただきたいものです(笑)
夫の家にもあります…おばあちゃんの作った5円玉の金閣寺。
今は形見となりました。
あの5円玉のものって、作る人も、もらう人も
なぜか金運に見放されるように思います。
本来流通すべき物体をしばり、とどめるので
当然と言えば当然のような…(笑)
押し絵も困りますよ…部屋の雰囲気を一発で高齢化させますもん。
センスの問題もあるでしょうけどね。
これもなかなかの雰囲気をかもし出しそうじゃ!
年取ったら、私もやるようになるのかなぁ…。
作る喜びと共に、残す喜びもわいてくるのかしらん。
「次にこの干支が巡って来るまでは生きられないだろうな…」
なんて思いながら作るのかしら~!
お礼言って受け取りながら、微妙な表情してる
みーさんが浮かんでくるんですけど(笑)
1枚幾らで売ろうかな!!
もらって困るものって言えば、名前の入った記念品だよね
バザーにも出せないし!
タオルくらいだったら良いけど・・・
皆さんどうしてますか?
何をやっても所詮趣味なのであります。
若かりし頃のあらゆる意味での戦いの日々を思うと退屈なのです。
色々やってもすぐ飽きます。
ロシア語
韓国語
中国語
介護事務講座
パソコン
お料理
・・・・
何をやってもお金を払うだけ
儲かることがしたい・・・
人前でえらっそうにしたい
行き着く先はそこでしょう
許してやってください
退屈な日々は幸せな時!
いくらそう言い聞かせても
退屈な日々が死を待つだけの日々に思える時があるのです。
…そのご老人。
さっき、姑がやって来て、『豚のヒレがあるんだけどぉ……』 私『…はぁ…』姑『【私が】揚げてこようか?【私が】おさんどしましょか?』私『……
みりこんさん、こんな会話変だと思いませんか?
いっつも、まどろっこしくて、奥歯にはさまったみたいな言い方をするんです。
『豚のヒレあるんだけど一緒に食べない?』もしくは『揚げたてよ、どうぞ!』…とかなんとか明るく言って頂きたい。私も暗いけど(←義父母のせいで)更に暗い姑…。
我が家におもいっきり精神依存している姑なんです。構って欲しい、構って欲しいオーラが凄すぎるんです。無趣味だから、一日中、家で隣の私たちのことばかり気にしてるんです。(覗いてるかもしれない…
押し絵でも切り絵でもいいから、私達から意識を放してくれ…と言いたい。
でも言えない私…
どっちもどっちですね;
名前入り記念品…私のほうでは最近は減りましたね。
時計、皿、バスタオル…あれ、よそへ回されないように
わざと入れる人が多いみたいです。
いつまでも贈った家に居座らせるために。
送り主の自意識の現われだと思うと、ちょっと怖い(笑)
私は使える物は活用するし、気に入らない物であれば
さっさと捨てます~♪