公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

今は銀行業が死んでいる 中央銀行を隔離せよ

2018-07-30 17:04:16 | 経済指標(物流と金融)
《日銀、指し値オペで金利上昇抑制 1兆6403億円「実弾介入」
経済
2018/7/30 16:18
日銀は30日、固定利回りで無制限に国債を買い入れる「指し値オペ」を実施すると発表した。利回りは0.100%。今月に入って3回目、27日に続いて2営業日連続の対応となる。30日15時半すぎに明らかとなった結果で、1兆6403億円の応札が集まった。同オペで、1兆円を超える国債を購入したのは2016年9月のオペ導入以来、初めて。日銀は1兆円超の資金を使った「実弾介入」で金利上昇の抑制に動いた。》日経

金利がどういうカーブであるかということは国の成長性をどの程度固定するかというコミットメントの問題を間接的に映しているはずと考えるのが金融資本主義だが、実態経済とあまりに乖離すると実態側が手元に欲しい資金が引き上げられて産業資本主義との矛盾が生じる。

前にも書いたが、資本主義にとって金利は、地球上生物の酸素のようなもの。危険だが必要であり、ゼロの継続はエコシステムのどこかで死の世界が広がる。今は銀行業が死んでいる。生物の知恵は酸素をミトコンドリアに隔離するということだった。つまり金利は経済の舞台を二重の壁を隔てて利用するように中央銀行を隔離することが必要。どのように隔離するか?

FRBなどの民営中央銀行の禁止

公定金利の適用範囲を政府内貸借に限定する

中央銀行の独立性を禁止して通貨管理は通貨の磨損を交換する範囲とする

株式保有の禁止 発行体が政府予算を受け入れている債権保有の禁止。したがって国債引き受け禁止

政府紙幣の発行

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