【北京共同】中国政府は10日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染者が4万人を超えたと発表した。中国本土の死者は908人になった。 2月10日1000人に
と伝えているが、たぶん数え方には自宅で死んでいる患者数はカウントしない中共支那風のフィルターが入っている。今はこの数字だが発生から 120日後まで実際に今起っているかも知れない感染者ピークの実像はゼロが二つ多いだろう。大きな穴に埋めているから明るみにはでない。死者も数万人になっているだろう。この感染症の特徴はなぜか武漢だけ致死率が6%と異様に高いということ。日本で治療を受けている感染者は比較的軽傷で隔離してウイルスが排出されなくなれば回復というコースを辿る。しかし武漢は違う。本当に一つのウイルスなのか未検証という状況で楽観は許されない。
地獄
この震源地武漢は遺体焼却が能力を超えて野焼きが大気を汚染している。市民の武漢脱出が相次ぎ治安警察が撃ち殺しを始めた。マスクをしない出歩きは最高で死刑にできる。エアロゾル感染者がいることは既に公式発表される中、メディアは空気感染とは違うなどと嘘にちかい言い換え(空気感染の下位概念が飛沫核感染と飛塵感染である、エアロゾルはこの2つを含む)を言っている。
実際には国境を超えてパンデミック状態に至っているにもかかわらず、NHKはグローバル感染症などという曖昧な言葉を特集番組でパンデミックスという用語の使用を規制し始めた。メルトダウンが規制された福島第1原子力発電所事故と同じ反応である。
日本時間の1月23日、WHOのテドロス・アダノム事務局長は「緊急事態判断を保留する」と、記者会見で発表した。
WHOのテドロス事務局長は1月28日、中国の習近平国家主席と北京で会談し、専門家チーム受け入れへの協力を約束されていたが、先遣隊派遣まで2週間近く要した。
さらにWHOのテドロスは「クルーズ船の乗客が日本に下船できるよう日本政府に働きかけると言っている。
2月8日時点で厚労省は
「我が国において現在、流行が認められている状況ではありません。感染しても通常の風邪などの症状」
流行を予防する意思が見られない。
こういう不都合な事実に対する衝立を建てる権力者の意図が時間稼ぎであることは明確である。イギリス船籍であるダイヤモンドプリンセス号は全員が感染するのを洋上で待つばかりとなっている。旅費は返金となるようだが、日本に侵入した感染者の数はまもなく100名を超えるだろう。
季節性のインフルエンザウイルスならばまだ経験が生かせるが、このウイルスはまだ実像が掴めない。医療崩壊が最も目前に迫った危機である。隔離病床1700程度では押し返せないということは武漢を見れば明らかだ。
今後は街に溢れている感染者がいることを前提に社会活動を継続しなければならない。その時に物流業者から日本の工業生産物全体が仕入れ制限されるかもしれない。
これを暗雲と言わずして何を経済の晴天というのか?