公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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トランプ候補が投票2週間前に逆転の勢い 米フロリダ州タンパ

2016-10-26 15:11:32 | 日記

シリア政策について「クリントン氏の言うことを聞いていたら、第3次世界大戦に行き着く」これは暴言ではなく、最もひどい中傷。真実の暴露である。オバマケアの失敗=負担増など、日本国民にはどうでもいいが、世界戦争だけは避けてほしい。

それにしても米国の政治品位はどこに行ったのだろう。 いつの世も品を維持するのは安定した家族関係だ。父なき家に母はなく、祖先なき民族に継子達は生まれない。品位とは基準であり、善し悪しではない。失われても実損がないので、安定を失った社会には品位の再生すら望めない。衣食足りて礼節を知ると言うが、今日の富裕層の様に足りすぎても品位は回復しない。

米国に不足する資源は家族と血脈の十字路(ウェットバウンド)であろう。國の基本を法律に置いているドライバウンドだけでは國は、グローバルシステムになったとしても国民国家としてはまとまらない。大きな空洞ができてしまったのが米国という國の有様である。ドライバウンドはいつも大きな敵を創り出して国民を脅しながら従わせるしか無い。こういうドライバウンド・システムの国家の法律に足りないものはテロ(共通する生存を脅かす可能性)という結論になる。だからこのウェットバウンド十字路を失った國は自己破壊的システム(外部からの寄生、内部からの外患誘致)に乗っ取られて滅んでしまう。



「誹謗中傷よりも酷いことがひとつある。それは真実だ。」シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール
『【10月31日 AFP】米大統領選を9日後に控えた30日に公表された世論調査で、共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(70)が民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(69)を急速に追い上げていることが分かった。激戦州の一つフロリダ(Florida)州では、トランプ氏の支持率がクリントン氏を逆転した。クリントン氏をめぐっては米連邦捜査局(FBI)が国務長官在任中に公務で私用メールを使った問題の捜査を再開し、波紋が広がっている。

 米ABCニュース(ABC News)と米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)による最新の共同世論調査では、候補4人を対象とした支持率でクリントン氏の46%に対してトランプ氏45%と、クリントン氏のリードがわずか1ポイントにまで縮まった。

 またトランプ氏が大統領選を制するには絶対に負けられない州であるフロリダ州では、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)とシエナ大学研究所(Siena College Research Institute)の共同世論調査でトランプ氏の支持率が46%と、クリントン氏の42%を上回った。前回はクリントン氏が1ポイントリードしていた。

 トランプ氏は「われわれは多くの世論調査でリードしている。しかも、多くは(クリントン氏に対する)犯罪捜査が発表された金曜日(28日)に先立って実施されたものだ」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 一方のクリントン氏は30日、フロリダ州で支持拡大に向けて2日目の遊説を実施。前日にはマイアミ(Miami)で、私用メール問題をめぐり疑いのある新たなメールが見つかったとしてFBIが調査を再開したことに「非常に迷惑だ」と反発している。

 米政治情報サイト「リアルクリア・ポリティクス(RealClearPolitics)」による全米を対象とした最新の世論調査では、クリントン氏の支持率がトランプ氏を平均3.4ポイントリードしている。(c)AFP/Jennie MATTHEW』

       *** ***

『【サンフォード(フロリダ州)=加納宏幸】米大統領選(11月8日投開票)の共和党候補ドナルド・トランプ氏と民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官は25日、最大の「激戦州」、フロリダ州でそれぞれ遊説し、互いを批判し合った。特に、劣勢のトランプ氏にとり、自らの高級リゾートがあるフロリダ州は「第二の故郷」。クリントン政権下での「第三次世界大戦」勃発を警告し、闘志をむき出しにした。

 「今後2週間でフロリダ州で勝ち、ホワイトハウスを取り戻すぞ!」。フロリダ州サンフォードの空港で25日午後、自らの専用機から降り立ったトランプ氏がこう呼びかけると、観衆から歓声が上がった。

 トランプ氏はオバマ政権の肝いりで実現した医療保険制度改革(オバマケア)を集中的に批判した。共和党はオバマケアが雇用主の費用負担を増加させ、中小企業の経営を圧迫するとして反対してきた。

 米政府が24日、保険料が平均25%上がると発表したことを踏まえ、トランプ氏は「クリントン氏はオバマケアを2倍にも3倍にもしようとしている」と述べ、このまま民主党政権が続けば負担が増え続けると指摘。大統領就任後、ただちにオバマケアを廃止すると主張した。

 トランプ氏は25日、ロイター通信のインタビューで、クリントン氏がシリア上空に飛行禁止空域を設定すべきだと主張するなど、シリア情勢への関与を強めようとしていることについて、「クリントン氏の主張を聞いていたら、シリアをめぐって第三次世界大戦が起こる」と批判した。

 一方、26日に69歳の誕生日を迎えたクリントン氏もフロリダ州ココナツクリークで、聴衆の1日早い「ハッピー・バースデー」の歌に迎えられた。

 「誕生日のプレゼントをありがとう。先日の討論会も一足早い贈り物だった。トランプ氏の横で(3回で)4時間半の討論ができたのも私に大統領になるスタミナがある証拠よ」

 クリントン氏はトランプ氏から「スタミナがない」と指摘されたことを逆手に取り、討論会後のCNNテレビ世論調査で「3連敗」した同氏を当てこすった。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の情勢調査によると、クリントン氏は大統領選挙人の過半数を固めたものの、フロリダ州ではなお接戦を展開している。』産経2016.10.27


『【AFP=時事】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の夫のビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領が、クリントン一家の慈善団体「クリントン財団(Clinton Foundation)」の活動に絡み、自らの側近の便宜によって多額の私的収入を得ていた疑惑が、内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」が公開した元側近のメモによって浮上した。

 ウィキリークスが暴露した2011年のメモの中で、ビル氏の元側近ダグラス・バンド(Douglas Band)氏は、クリントン財団の代表を務めていた期間に「営利」活動関連で5000万ドル(約53億円)以上を個人的にビル氏に提供したと述べている。バンド氏は、ビル氏個人とクリントン財団の両方の代わりに行っていたこうした営利活動のネットワークを「ビル・クリントン社(Bill Clinton Inc.)」と名付け、詳細な記録をつけていた。


米ネバダ州ラスベガスで行われた大統領選の最後の討論会の会場に姿を見せたビル・クリントン元大統領と娘のチェルシーさん(2016年10月19日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News© AFPBB News 提供 米ネバダ州ラスベガスで行われた大統領選の最後の討論会の会場に姿を見せたビル・クリントン元大…
 メモからはまた、クリントン財団がビル氏の側近らと娘のチェルシー(Chelsea Clinton)さんの間で緊張の種となっていたこともうかがわれる。チェルシーさんはビル氏の側近らについて「私の両親から個人的に多額の金銭を奪い」、財団の行事の来賓にも自分たちのビジネスを強引に売り込んでいると非難していた。バンド氏のメモは、チェルシーさんの苦情に対する返答として送られたものだった。

 これらのメモは、クリントン財団で幹部を務めた後、現在はヒラリー・クリントン陣営の選対部長を務めているジョン・ポデスタ(John Podesta)氏のアカウントからウィキリークスが盗み出した数万通の電子メールから発覚した。米情報当局は、米大統領選のかく乱を狙うロシアのハッカー集団によってポデスタ氏のメールが盗み出されたとみている。ポデスタ氏はこれらの電子メールが本物かどうか確認することを拒否しているが、同氏もクリントン財団もメールが偽物だとは主張していない。

 この疑惑を受けて、共和党大統領候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は声明で「クリントン一家はホワイトハウス(White House)にいないときですら自分たちの『会社』でインチキをしようとするのだとすれば、大統領執務室を支配する機会を得たら一体どうなるか想像してみてほしい」と皮肉り、「明白な腐敗だ」と糾弾した。』AFP

 
 
WikiLeaks
彼を抜きに不動産屋ドナルド・トランプはなかった。
ロイ・マーカス・コーンRoy Marcus Cohn1927年2月20日 – 1986年8月2日)はアメリカ合衆国検察官、のち弁護士

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