オチャサイズのブログ

お茶の効能を運動に取り入れたエクササイズです。

「神話」

2013年07月08日 | TARO
先月、「出雲大社」に出かけた時、せっかく島根県まで来たんだから ぜひ立ち寄ってみたい場所がありました。
そこは、松江市立陸上競技場 です・・・



野球場が併設されている競技場は、金沢で言う西部緑地公園のような場所でした。
駐車場に車を停め、小走りで そこ に向かうと、 ありました・・・



「岡本太郎」によって制作された 「神話」 です・・・
この「神話」と題されたモニュメントは、1982年の第37回国民体育大会(くにびき国体)のため、総合運動公園建設の際に作­られました。
モニュメントのモチーフは「出雲神話の世界」だそうです。
円形の芝生の真ん中に白く巨大なオブジェが立ち、燃え盛る炎や原始の踊りを表現しています。
その周りに色鮮やかな8つの小さなオブジェが囲­んでいます。

 

これまた、一目で彼の作品だと解る独特なフォルム・・・ そしてこの曲線美・・・ 
いつも思うことですが、彼の作品はどこか女性的で エロス なようなものを感じてしまいます。
実に美しく、そして雄大・・・

 

まわりにある8つの原色を使ったオブジェはそれぞれが人の顔を表して、すべての顔が中央の巨大なオブジェの方を向いています。
この顔も独特で、ジッと眺めていると心の奥底から恐怖心が湧いてきます。

このオブジェ、今はベンチ(?)のようになっていますが、以前は噴水で水が出ていました。
市の予算削減のため噴水のポンプが停止されましたが、ぜひ再開してもらいたいものです。



「岡本太郎」の作品は、様々な角度から見ることがポイントですが、時には遠く離れて作品全体を眺めて見ることも大切です。
この日は競技場はお休みでしたが、管理人の方に無理を言って(強引に?)中に入れてもらいました・・・
中央の巨大なモニュメントを周囲の様々な顔(人々)が見つめています。
これは原始の 儀式 でもあり、(神に捧げる踊り) 神代の世界を象徴しています。 (彼の大好きなテーマのひとつ)

こうやって上から見ると、円形の芝生の上にあるすべてのものが 一つのモニュメント になっていることがよくわかりますね。



「岡本太郎」の作品にはどれも一貫した個性とテーマが滲み出ています。
彼ほどオリジナリティーを持った芸術家は今の日本にはいないだろう・・・ 本当に尊敬する方です。
また、彼の作品を見に行きたくなっちゃったなぁ・・・(キモト)

「自分が自分自身に出会う、彼女が彼女自身に出会う、
お互いが相手の中に自分自身を発見する。
それが運命的な出会いというものだ。」 【岡本太郎の名言】 より

その時、(Kumi)は・・・



何やってんの・・・???
まったく興味ナシ・・・ やっぱ、我が家は完全に「図工タイプ」と「音楽タイプ」だな・・・
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「Rhythm」 | トップ | 「世界農業遺産」 »
最新の画像もっと見る

TARO」カテゴリの最新記事