「善光寺御開帳」は、数え年で七年に一度、秘仏である御本尊の御身代わりを本堂にお迎えする壮麗な行事です。
そう簡単に巡ってくることはないので、長野まで行ってきました。
普段は御宝庫に安置されている「前立本尊」を本堂にお迎えし、人々が参拝できるようになるとあって、平日にもかかわらずスゴイ人です。
駐車場を探すにも一苦労。 週末と連休は避けたのに甘かった・・・
ある程度は混むだろうと予想はしていましたが、ここまでとは・・・
山門まで続く参道も人が溢れかえっています。
道の両側には店が軒を連ねていますが、夕方には金沢に帰らなくてはならないのでゆくり見て回る暇がありません。
北陸新幹線なら楽勝だった? かも。
本堂に着いて真っ先に目に付くのは、1尺5寸角(45センチ角)、高さ33尺(10メートル余)の 大回向柱 です。
この 大回向柱 は、白布から五色の糸を経て前立本尊中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた金の糸とつながっているので、
触れると直接 前立本尊に触れるのと同じ功徳が得られるそうです。
これを目当てに来る人も多く、柱のまわりはバーゲンの争奪戦ような激しいしのぎ合いでした。
遠慮せず一気に行かないと、いつまでたっても触れることはできませんゾ。
御仏からありがたいご縁が生まれるようしっかりお祈りして参りました。
善光寺御開帳 は7年に一度、平成27年の4月5日~5月31日の間です。
あと2週間しかありませんので、まだの方はこの機会にどうですか・・・?
時間が無くて慌しい参拝となりましたが、行ってよかったと! 心から思える御開帳でした。(キモト)