5月の「端午の節句」と言って 真っ先に思い浮かぶのが、柏餅や粽(ちまき)です。
これらは、日本で最も古いお菓子の形を残したものと言われています。
えっ!「端午の節句」に
ちまき を食べるの? 柏餅じゃないの? そう思った方は関東人です。
実は、ここでも
東西 の風習 が分かれているようで、
西はちまき、東は柏餅 が定番のようです。
そんなわけで、今日はあまり聞かない人のために「端午の節句」の粽(ちまき)を紹介してみようと思います。
これが和菓子屋さんで売っている「端午の節句」の粽です。
中華料理と違って細長く伸びているのが特徴です。
丁寧に巻かれた紐(茎)を解いていくと、爽やかな笹のイイ香りが漂ってきます。
中を開けると米粉で作られた真っ白な餅が入っていますが、かなり柔らかく そのままでは味がほとんどしませんので・・・
そこで登場するのが、きな粉です。
やっぱ、餅ときな粉の組み合わせは期待を裏切らないねぇ・・・ 最高に旨い。
旨さに絶句! 日本人に生まれてよかったと思う瞬間です。
今年の「端午の節句」は、関西風に粽でお祝いしてみてはいかがでしょうか。
そして、和菓子に付き物と言えば
お茶 ですよね・・・(キモト)