久々に、「どうでもいい話」を書かせていただきます。
本項では、筆者が数が釣れるように考えているコトを紹介させていただこうと思います。
話は何年か前に逆のぼります。
畔蛸に釣行した時のコトです。
その時は、「何だかパッとしない日だな~」なんて思いながら釣りをしていました。
渡船屋さんが、昼の見回りに来てくれはった時に、「このダンゴ使うか?」と言って、紀州マッハ攻め深場の袋を指さしました。
「わぁ~~、、いただきます!!いいんですか?」と言って、口の開いた袋をいただきましたが、中には「まんま米糠っぽいモノ」が入っていました。
話をお聞きしたら、お客さんが余った自作のダンゴを置いていったモノみたいです。
「きな粉」のような甘い和菓子の香りがとても強く、「いったい何を入れたらこのような匂いになるんだろう??」と思いました。
特筆すべきは、中に混ざっている押し麦の量がハンパありません。
驚くほどの凄い密度で、白い押し麦が入っていました。
市販のダンゴは日持ちしそうなので、いただいたダンゴから先に使うコトにしました。
しばらくすると1枚釣れました、、が!!
その後には、確変が延々と続きます。
次々と釣れてくるチヌがタモの中で、押し麦を吐き出していきます。
集魚力もサルコトながら、回遊してきた群れの定着具合には驚嘆しました。
この日以来、数を期待できる時期には、押し麦を多めに入れるようにしています。
「チヌにコレだ(集魚剤)」を持っている時は、ダンゴの上に入れた押し麦に海水で溶いたチヌコレをかけてからダンゴ全体を混ぜるようにしています。
「数が釣れるように”考えているコト”」というコトで書き出しましたので、具体的な方法はコレくらいにして、考えているコトを紹介します。
「押し麦を多め」についてなのですが、「ダンゴ桶の中で」「ダンゴの量に対して」、、「多め」と、考える方が心地よく修まりやすいのですが、筆者は別の見方をしています。
別の見方といっても、山を右から登るか左から登るかだけのコトですので、大して差はありませんが・・・。
ダンゴ桶に押し麦を入れる際に、まずは釣り座下の海底をイメージします。
潮流などによる着底するダンゴの左右のブレと風で筏が前後に動く距離を(テキトーに)頭の中でイメージする訳です。
「左右のブレが2メートル×筏の動き距離が5メートル=ダンゴ成分が散らばる面積は10平方メートルか~」という感じです。
押し麦を入れる時に、「10平方メートルの罠を仕掛けるのに、この量でカバーできるん?」と自問自答すると、ついつい押し麦を入れ過ぎてしまいます。
以前の畔蛸の経験以降、押し麦のパワーを実感していますので、こんな感じになれる訳です。
こんなコトを考えていると、だんだん全身が狩猟民族化してきて、野生の感性も呼び起こされるかも知れません。。笑
つい最近、誰かさんの座右の銘は「釣りは感性・・・」と、本に書かれていました。
最近毛深くなってきた自分の腕を眺めながら、、筆者も共感いたします。
先日試し釣りした、もー1本の竿です。
この竿については、また後日。