4月7日、岐阜県までツーリングに行ってきました。
今回は、根尾谷の淡墨桜を目的地にバイクを走らせました。
あちこちで桜が満開ですので、高速道路は使わずにのんびりと行くことにしました。
桜がきれいでしたので、ちょこっと撮影しましたが、こんな感じの場所が沢山ありました。
25年くらい前に読んだ宇野千代さんの小説で薄墨の桜を知ったのですが、満開の時に一度行ってみたいなと思っていました。
一昨日にTVの番組で、日本五大桜が紹介(岐阜県の根尾谷淡墨桜として紹介)されていて、薄墨の桜と淡墨桜って名前が似ていると思い行ってみることにしました。
事前にネットで調べればすぐにわかることですが、あえて行ってからのお楽しみということで、所在地以外は何も調べずに行くことにしました。
桜を囲むように公園になっていましたが、コロナ騒動で人はまばらでした。
建物の看板に宇野千代さんの名前も書かれていましたので、やっぱり小説に出てきた桜と同じみたいです。
25年越しのご対面ということで、桜を見ながら「そーいえば、事務員さんにこの本を貸してから返してもらったんだったかな?別にどっちでもいいけど」なんて会社勤めをしていた時のことを思い出していました。
平凡な道ばかり走ってきましたので、このまま帰宅するとなんだか物足りません。
グーグルマップで、山方面の道を見ていると徳山ダムというのがありましたので、そちらに行くことにしました。
ダムに近づくにつれて、沢山のバイクとすれ違いました。
ダムを見るのが目的ではありませんので、ダムをスルーして先に進みました。
方角としては、福井県の方に行くはずなのですが、グーグルマップが圏外になってしまい、どこを走っているのかイマイチよくわかりません。
標識頼りに帰れるだろうと思い、先に進んでいきました。
途中で舗装林道に変わりましたが、入口にあった通行止めのバリケードがフルオープンになっています。
通行止め?かとも思いましたが、車が通っている跡もあり、ダメだったら途中で引き返すつもりで進んでいきました。
舗装されていますが、落石が多くて、とてもおすすめできない道でした。
もしも舗装が途切れて地道になったら引き返そうかと思いながら走っていましたが、ずっと舗装は続きます。
福井県まで繋がっていたら、敦賀あたりから南下して琵琶湖沿いに帰れそうかな?なんて、のんきに走っていました。
頂上付近に、碑が建てられていましたが、残念ながらここで完全に通行止めになってしまいました。
途中車ともすれ違いましたが、もしかして、この区間は進入禁止区間だったのかも知れません。
舗装されているとはいっても、落石が多くてかなりヤレた感じの酷道でした。
今さっき上がってきた道を引き返すのはゾッとする気分でしたが、スマホも圏外で心細いし、夕方になり暗くなると危ないのですぐに引き返しました。
25年越しの桜よりも、この道の方が思い出に残るツーリングになりました。
道の選択を誤ってしまい帰宅が遅くなるので、関インターから高速を使い帰りました。
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