前項ではダンゴについて書きましたが、サシ餌についても前夜に作戦をたてました。
数日前に菅島に釣行した、PEフェチ?の釣りトモさんの話では、コーンとサナギは食い気が渋かったとのコトです。
噛んでもすぐに離してしまうミョーにデリケートな感じだったそうです。
釣り友さんは、しきりに「自分の釣り方が悪いから・・・、すぐに離してしまって・・・」と仰ってましたが、すごく参考にさせていただきました。
そこで、普段持ち歩かない4~5年前に買った1~3号の針を多めに道具箱に入れました。
作戦としては、1号の針をメインに、コーンは大粒を選んで針に1粒掛けし、サナギは頭飛ばしの一粒掛けを柱に釣り進める作戦です。
コーンで食い渋ってきたら、着底前にダンゴを自爆させ、海底付近を流れにのせて漂わせると穂先がキュンと引っ手繰られますので、けっこうドキドキします。
サナギは、頭部分が軽くて水に浮くために、頭の有る無しで誘い上げ後の落下スピードに変化を持たせるコトが可能です。
もう一つの作戦は、出来るだけオモリをつけずに一日通そうかと考えていました。
チヌがエサをすぐに離してしまうというコトを、筆者は吸い込む力が弱いと考えているために、チヌと餌が同じ流れの中に漂う状況を少しでも長くとった方が、吸い込みやすいと考ええたからです。
結果として、コーンでもサナギでも確変時間を作り出すことができました。
ただ、穂先が押さえ込まれても空振りしてしまうコトが数回ありましたので、チヌも餌をしっかり食べにくい状況のようでした。
自然が相手ですから、ナカナカ作戦通りにはいきませんが、前日にアーダコーダ考えるのが筆者には、とても楽しみです。