ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

今度はついに母が!

2009-07-02 15:55:09 | Weblog
今日は父の神経内科、定期受診日。
父はこの2ヶ月に1度の外出を楽しみにしているような気がする。
病院のある場所は住み慣れた街のすぐ近くだから。
かつて足繁く通った区役所や税務署や、開通式にも参加した高速のインターチェンジや田園風景。
父はどんな想いで眺めているのかな。
いや、今や何にも感じてないのかもしれないけど。

さて今日は母も一緒に診察してもらった(初診)

まず記憶力テスト

今日の日付、曜日、自分の年齢、病院の名称、簡単な引き算

母は普通に答えた。

次に、「桜」「電車」「ネコ」と覚えてと言われ、「さあ繰り返して」というと普通に答えられた。

その後、物を順番に目の前で数個見せられ、「さあ覚えている物から言ってください」との問いかけに、最初に見せられた鍵が思い出せなかった。

続いて「さっき三つ続けて覚えた言葉を言えますか?」との問いに
「ネコ・・・・・」
ヒントを言われると「ああそうだ、電車。それと桜」

「そうですねー短期記憶力が少し欠如していますね。念のためCTをとりましょう」
と、ちょうど空いていたらしく大学病院にしては珍しく予約無しでCT撮影へ。

結果・・・・
「側頭葉のに少し血流不足が見られます。でもお母さんのような病気の方は仕方ないんですけどね・。」

そこで終わりなら良かった。

「ただ・・・脳室に若干萎縮がみられ、ごく初期のアルツハイマーといっていいかもしれません」


わたしのショックより母自身のショックが大きいことは確かだ