初めて読んだ向田邦子さんの本

先日、初めて向田邦子さんの本を読んでみました。

「父の詫び状」というエッセイ集です。

　　　　

面白かった。
品があるけど上品すぎない、なんともいえないユーモア感覚が良いのです。

子供の頃の思い出から大人になってからのあれやこれや、とりとめのない話を最後にストンとおとしどころを決めておとす。

どの話も、その時の情景が映像のように浮かんできます。
向田さんが放送作家だったからかなあ、さすがの描写力です。

厳しくて、えらぶってる向田さんのお父さんのキャラクター、良いですよ～。

ちょっとそそっかしい向田さんには、笑うしかない面白エピソードがあります。

なんで今まで読まなかったんだろう向田作品。
これからどんどん読んでいこうと思いました。

　
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