8月になると、テレビなどで戦争をテーマにしたドラマや特集がありますね。
先日、加東大介という俳優さんが書いた戦争文学を読みました。
知らなかったのですが、この方は沢村貞子さんの弟で、長門裕之さんのおじだったんですね。
「南の島に雪が降る」 加東大介
召集令状を受け、南の島ニューギニアに向かった大介。
そこは大きな戦闘こそなかったけれど、飢えや病気との戦いがあった。
大介は、その島で「劇団作り」を命じられ奔走するのです。
物資がないのに、舞台美術やメイクに工夫をこらす劇団員達が素晴らしい。
死と隣り合わせの兵士達に、芝居をみて喜んでもらえるのが本当に嬉しいという大介。
役者の中の役者だなあ。
一発の銃声も聞こえない小説ですが、れっきとした反戦文学だと思います。
けっして暗くはなく、ユーモラスなところもあるのが、よかった。
特に女形になる劇団員の苦労と演技は、面白く読めて、思わず見たくなるほどです(笑)
戦争とは、なんともバカらしいものか、ということが伝わってくる良書。実話です。
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知らなかったのですが、この方は沢村貞子さんの弟で、長門裕之さんのおじだったんですね。
「南の島に雪が降る」 加東大介
召集令状を受け、南の島ニューギニアに向かった大介。
そこは大きな戦闘こそなかったけれど、飢えや病気との戦いがあった。
大介は、その島で「劇団作り」を命じられ奔走するのです。
物資がないのに、舞台美術やメイクに工夫をこらす劇団員達が素晴らしい。
死と隣り合わせの兵士達に、芝居をみて喜んでもらえるのが本当に嬉しいという大介。
役者の中の役者だなあ。
一発の銃声も聞こえない小説ですが、れっきとした反戦文学だと思います。
けっして暗くはなく、ユーモラスなところもあるのが、よかった。
特に女形になる劇団員の苦労と演技は、面白く読めて、思わず見たくなるほどです(笑)
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