1月8日の午後、静岡県立美術館へ「アートのなぞなぞ 高橋コレクション展」を観に行きました。12月25日にボランティア対象の内覧会があり、学芸員さんと共に一度観てはいたのですが、正月明けに再度自分のペースでじっくり観たいと思っていました。8日の14時から担当学芸員の川谷さんの美術講座があるとサイトを見て知り、急遽出かけたのでした。昼食を食べてから出かけ、美術館には13時頃に着きました。講座まで1時間程ありましたが、展示室はあとでゆっくり観覧するつもりでスタッフが準備するそばで、他の人たちと話しながら待ってました。14時から始まった美術講座は、なかなか興味深く聴けました。演題は「アートのなぞなぞ 高橋コレクション展を楽しむために知っておきたい10のこと」でした。高橋コレクション展は、これまで各地で開催されてきて静岡県立美術館は18会場目だそうです。高橋コレクションは現在なんと2800点ほどを収蔵していて、静岡県立美術館の収蔵品数2673点(H28年度末)を上回る作品数だそうで、個人のコレクターとしては並外れた規模の収集だとわかりました。高橋コレクションの特徴は、1990年代以降の日本の現代アーティストの作品を収集していること。作品については、村上隆さん、会田誠さん、奈良美智さん、西尾康之さん、鴻池朋子さん、梅津庸一さんの作品をとりあげて解説しました。この企画展は、3部構成になっていて、「いないいないばあ」「おとなこども」「なぞらえ」というテーマに基づいて作品展示がされています。「いないいないばあ」は一瞬のうちに消えていく形のない、もろく儚いものを作品化したもの。「おとなこども」はおとなでもこどもでもない中間領域の少年少女を表したイメージの作品を。「なぞらえ」は屏風絵、浮世絵、富士山、花鳥風月といった日本の伝統的な美になぞらえた作品を。私はこれまで現代アートは良くわからないというイメージを持っていましたが、楽しく観覧できました。是非、ご覧いただきたいと思います。まず、エントランスに天井からつるしてある鴻池朋子さんの「皮緞帳」という大作に圧倒されます。奈良美智さんの「green mountain」も好きでした。ロダン館に展示されている西脇康之さんの「素粒の鎧」や3DCGで造形された彫像をバーチャル世界で観るREM(rapid eye movement)という2016年制作の作品も新鮮な驚きでした。45名の現代作家の作品が観られます。写真は西尾康之さんの陰刻鋳造という手法で作られた「素粒の鎧」です。

15時40分くらいから観覧を始めて、最後にロダン館のREMに行ったら17時過ぎになってしまいましたが、最終の17時20分からの予約でREMを観ることができました。目に特殊なマスクのような装置をつけて観るので1人ずつしか観れませんし、6分程度かかりましたが、とても面白かったです。閉館時間(17時半)間際になってしまいました。帰り道はもう真っ暗で雨がひどく、対向車のライトで路面が光って国道一号線バイパス経由で帰宅しましたが、怖かったです。^^;

15時40分くらいから観覧を始めて、最後にロダン館のREMに行ったら17時過ぎになってしまいましたが、最終の17時20分からの予約でREMを観ることができました。目に特殊なマスクのような装置をつけて観るので1人ずつしか観れませんし、6分程度かかりましたが、とても面白かったです。閉館時間(17時半)間際になってしまいました。帰り道はもう真っ暗で雨がひどく、対向車のライトで路面が光って国道一号線バイパス経由で帰宅しましたが、怖かったです。^^;