ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

マスターリズム譜とは

2010-02-08 14:12:30 | Weblog
プロの世界では、「マスターリズム」と言われる
高音部と低音部記号の2パートで成り立つスコアが使われます。

これは、メロディーとコードの他、キメとかがある場合、
ユニゾンのベースラインを指定したり、
参考にして欲しい、リフを書き込んだり、

ストリングのライン、ホーンのラインなどを書き込んだアレンジも付属して、
2段あれば、アレンジまで概要が分かる楽譜のことです。

状況によれば、高音部2段になる場合もあるでしょう。
メロディーとストリングスラインとか。ベースラインは、特にずっと書き込む必要がないときなど、
そうやってしていすることもあります。

大概、スタジオではこういう楽譜が使われます。

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綿密なアレンジでは、キーボードだけ、マスターリズムの他に、
パート譜も別に渡す事もあります。

セッションによっては、全パートのスコアとは他に各パートに
パート譜を書く事もあります。

たとえば、ストリングス、ホーンセクションと共演する時は、
バイオリン、ビオラ、チェロ。

トランペット1、2、トロンボーン、バス=トロンボーンなど。
それぞれに移調譜のパート譜を渡すことが常識です。





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