ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

オールドのギターについて

2010-05-24 03:41:19 | Weblog
オールドのギター。僕の本音を言いますと。

僕は、もし自分が一生ギターに縁があると思うなら、
本当は、親に土下座して借金してでも買う価値はあると思います。

それが何でも良いのですが、楽器屋で試奏して、
その全てに一目惚れし、何日もこころから離れないなら、
本当はなんとしてでも手に入れるべきだと思います。

オールドに限らないのですが、
本人と相性の良い楽器はあるもので、
本来は初心者ほど良い楽器を持つべきだと思います。
良くゆきとどいた楽器と言うのは、上達を早めてくれます。

長くつき合うことができるし、
自分の体の一部のようになって来ます。
そういう楽器と早く出会う事は音楽人生をハッピーにします。
僕は、たとえばオールドなどは、生きている間、使用料を払うようなものだと
思っています。だから、早く手に入れてお金を返しながら、長く使う事で
自分の音楽が充実すると感じています。


さて、もしもそ愛器とともにプロになったら、そのギターを
ちょっとした乱心で売っちゃたりしないことを強くお勧めします。
自分をプロにしてくれた楽器というのはあるもので、
僕の友人の数人はそれを売ってしまい、あとで非常に後悔している人を
何人も知っています。

本人の無意識に感じている部分を満たしてくれている場合があると思います。
そし、そういうことになったら、是非きょうの話しを思い出して欲しいな。
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