ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

悪いMC具体例(裏話言い過ぎ型)

2009-07-27 05:16:41 | Weblog
以下の話しは、今晩の音楽の感動とどう関係があるのだろうか?
何をこの話しによって、伝えるつもりなのだろうか?
読みながら考えて欲しい。

「昨年、アルバムを出しましたが、前のアルバムに比べて、売れませんでした。
今度のアルバムを出そうと思うのですが、プロデューサーと揉めて、
なかなか前へ進んでません。いやあ、アルバム作りは大変ですね。」

業界裏話は裏でするべきで、ステージでするものではない。
この手の話しは、何の為にどういう目的で言っているのか、考えないと
お客さんをただ、現実に引き戻すだけではないかと思うのです。

同様に注意しているのは、僕も含めて「音楽教師をやっているプレイヤー」のステージです。
「うちの生徒が」という発言は、僕は注意が必要だと思います。
いくら生徒がたくさん聞きに来たとしても、
今日聞きに来ているのは、アーティストとしての「先生」だと思う。

ふだんとは、まったく別の顔をしなければならない。
ふだんとは違う教える教えられるとは、別次元の人間としてステージ立たねばならないと思います。
「師匠」がステージ立ってはならない。

世間のしがらみを切り離して、「ひとりのアーティスト」ととして、ステージに立つべきだと思います。
そうしなければ、僕らは汚れてしまう。

http://hirofumiokamoto.com/
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 悪いMC具体例(メンバー陥れ型) | トップ | じゃ、良いMCは? »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事