普段の考え方

ずっと音楽活動して来て思うのは、
「目標、夢を忘れない事、思い出す事」
「ライバルや立場の違う人もシーンの大切な一人である、というのを意識する事」
これの大切さを痛感しています。

「夢」とか言うのは、にわかに叶うと信じられない「目標」のことだと
捉えているのですが、人はそれを信じられないのが、普通で、
まして、他人は信じてくれない。自分さえもかなえられることが出来るかと
問われれば、確証もない。これが「夢」だと思います。
だから、毎日思い出し続ける事が一番大事だと思います。
そうするだけで、人間しんどい時には、そっちに自然に向かうものだと思うのです。
ところが、人は、そういうものが、幸せにしばらく浸ると抜け落ちるんですね。
だから、「夢」「目標」を意識しておもいだすことが　大事だと思います。


あと、自分の最高のパフォーマンスをするとき、自分のいつものベストの状態を
邪魔するものは、「自分が思い込んでいる、人の視線」だと思います。
ものすごい声援であっても、また大きなブーイングだっても、同様にストレスになりうる。
だから,どんな状況でも自分で居る、という普段の姿勢なり、
考え方を持っているのは、練習と同時に大事だと思います。

その時、共演者でも同業者でも対バンでも、ときにはお客さんさえも、
ライバルであったり、敵とみなして競う可能性がある。
それをモチベーションにするやり方もあるけど、
本当にやりたいと普段から思っている事を肝心なときにおざなりにして、変化させてしまう。

これは、意外に非常に大事だと思います。
「ライバルや立場の違う人もシーンの大切な一人である、というのを意識する事」は、
試合や演奏が勝ち負けでなく、お互い最高のプレーをみせあう場所になる訳です。


で、やっぱり、良いプレーを準備することですね。
何をしようと思っても、良い作曲家であったり、良いギタリストでなきゃ、しょうがないものね。
やっぱり、練習するか。