ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

パワーと表現

2010-04-10 05:00:53 | Weblog
最近思うのですけど、
世界に出て行くのはパワーなんだろうと思う。
繊細な表現もそうだろうけど、
「やっちゃったもん勝ちじゃん」みたいな
圧倒的な力の前では、講釈が必要で
エクスキューズが必要な事は非常にふがいない。

かといって、力で押しまくるのは、
一流にはちょっと惜しい人たちの非常に一般的な姿で
力だけでも頭一つ抜き出る事は出来ないと思うのです。

だから、喜怒哀楽なりムードなりが濃厚に漂わないと
いけないのですけど。
そうすれば、自ずと繊細な表現も必要になるのですわな。

でも、パワーあっての喜怒哀楽の表現なんでしょう。
こと、奏法に関しては力任せはいけませんが、
どれだけ堂々と演奏している(もしくはこういう雰囲気が伝わって来る)
というのは上手い下手の具体的な人への伝わるものの要素だと思いますしね。
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