昨日、京都RAG音楽義塾のイベント『ファンク野郎』終わりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
要するに、このイベントは、「もっと右手を振って、リズムを刻もうよ!」
というイベントなんです。
世の中のギタリストは、バンドを組んでない限り、
右手をずっと同じリズムで動かし続ける場が、少なすぎる。
また、多くに社会人ギタリストが、家の中でしか、音楽をしていない状況も
これまた、いかがなものかと思います。
音楽は、コミュニティーがあって、発展していくものですから。
SNSも良いけど、一緒に音を出してなんぼではないか?と僕は思うのです。
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僕は、ジャズやロック、あらゆるエスニックな音楽ジャンルに関わらず、
ギタリストなら、ファンク=ギターと言われるものを体験したほうが良いと思います。
ジャズギタリストは、コードワークを人に合わせて練習することが、
大変マニアックな話になるか、普段、まったく無頓着になる傾向があります。
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ロックのギタリストは、裏拍の微妙な遅れ方(跳ね方)について、
ずいぶん経験を積むまで、無頓着になりがち。
特に、高校生ぐらいの年齢で、ドラマーが意識が高く、
ドラマー自身のグルーヴについて、高いレベルに達している場合が多いので、
同年代のギタリストは、彼らに比べて、バンドの中で、どこか、浮いてしまうことが
ありがちだと、最近特に感じています。
ロックの基本が8ビートであっても、16ビートの音楽が中心に
世の中が動いている中で、早弾きに意識を向けることが多く、
ソロのリズムがバンドと融合しないので、やはり上滑りになり、
リズム=セクションの力をソロが活用しないので、
音色が汚く聞こえる、という部分もあると思うのです。
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世の中、コンピューターによるR&Bのチャートが
席巻するなか、それでも、ファンキーな音楽の中で、
リズムをライブで生き生きさせるために、
ギタリストがリズムを刻むのは、
すごく大事だと思います。
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実際、「打ち込み」と言われる
コンピューター音楽の中で、
シンセで再現が難しいものの代表が
ギターのカッティングなんです。
高いソフトを揃えれば、それでも、
出来るようになってきましたが、
「これだったら、一生懸命ギターを練習したほうが
早いよね」というのが、本音です。
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昨日は、ご参加の皆さま、お疲れ様でした。
最初「複数ギタリストのリズムのチームの組み方」を
研究しようから始まった、
「ファンク野郎」は、リズムセクションを加えて、
新しい段階に入りました。
私は、ファンクの専門家ではありませんし、
自分自身、得意なほうだとは、思っていませんが、
こういう場を設けることが、今後もローカルなシーンの中で
大変必要で、そういう場を設ける言い出しっぺにならなければと
思います。
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今回は、RAGの所属ミュージシャンの安達久美(ギター)さんの
コミュニティー、お友達がたくさん参加され、岡本門下生からも
何人か参加いただき、楽しい時間でした。
岡本教室の皆さんも、時間の余裕があれば、
参加いただいて、まず、友達の輪に入っていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
岡本個人レッスン
http://hirofumiokamoto.com/
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