アウトのフレーズ

アウトの方法は、本当に様々で、適度にでたらめから、全くデタラメまで
色々あると思います。

これについてまとめた本は、
David Liebmanの「A Chomatic Approach To Jazz Harmony And Melody」という本が
非常に良く出来ていると思います。

デイヴ＝リーブマンは、マイルスバンドで活躍し、
ソロ活動も多彩で、いわば、マイケル＝ブレッカースタイルのようなものの基礎を作った人でした。
彼のバンドのメンバーに若きジョンスコもいましたし、
ジョン＝アバークロンビーも居た。

個人的には、この人のプレーは、マイケルより好きです。
もうひとり、スティーブ＝グロスマンという人が居て、
この人がアウトするとむちゃくちゃかっこ良かったんですけどね。

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初歩の考え方は、super impositionという考え方です。
つまりもとのコード進行に違うコード進行を設定してソロをとる方法。
大きくコード進行をとらえて、音楽はドミナントからトニックに解決することを
上手く使う方法です。

こういう方法は、人に因って違い、個性を特徴づけるところでもあります。

１）簡単な代理コードを設定する（コルトレーンチェンジなども最終的に含む）
２）ドミナントの位置でサウンドにカラーリングのあるペンタトニックを設定する。
（一般的な裏ペンタから、そうでないもの。ペンタのクロマチックなユニットも含む）
３）メロディックマイナースケールで代理する。
４）コンビネーション＝ディミニッシュを活用する。（特にブルースの状況で）
５）コードにもっとも無関係な音を抽出する。

など、変態への道はきりがありません。

手っ取り早いのは、かっこ良いアウトフレーズを誰かのものをコピーして
大体、合ってないなかあ？と思ったら、ところかまわず使ってみる事でしょう。（笑）


嫌われても知らないよ。（爆）