ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

ギターのサウンドと一体化しよう

2008-08-09 06:16:39 | Weblog
僕は、練習の時は、ストラト、本番は、フルアコとか、あり得ないんです。

サウンドは、フレーズと切っても切り話せないと思います。
たとえば、アコースティックギターで弾くのと、
フルアコで弾くのと、同じメロディーを弾いても,
ちょっとしたフィルから、音の伸ばし方まで変わると思います。

たとえば、ストラトならば、サウンドに
カントリーとか、ブルースとか、アメリカの乾いた空気感が
内包されていると、感じるんですね。

アタックも強く、音も細い。

カラッとしたソフトなディストーションも似合う。
それで、メロディーをジャズっぽく弾くなら、
何かしら、それでも、音楽として成り立つ何かを
新しく付け加えなきゃならないと、思っています。

ロングトーンの出るディストーションと、アコースティックギターでは、
音数は、全然違ってきますし、アレンジだって変わります。


個人的には、そう何本もギターは要らないんだと思っています。

たくさんギターを使う人は、非常に器用か、
人間には、一つしかない本質みたいなものを表現すると言うより、
何かを演じているんだと思います。

いずれにせよ、ギターのサウンドと一体化することは大事です。


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