ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

自分のギターサウンドを大事にする

2008-07-22 08:28:31 | Weblog
独断でジャンルによって、ギターを決めましたが、
あくまで、一般論ですよ!(笑)

でも、サウンドは、とても大事です。
インスピレーションの源です。

あなたが、アマチュアギタリストなら、
好きなギタリストが、もっているモデルをコレクションして、
そっくりな格好をして、なりきっちゃって。
コピーしまくって。

いいですよ。幸せです。
ギタリストたるもの、こういう純粋な境地から始まるべきです。
いえい。


で、アーティストとして、世間にでていく野望の持ち主には、ちょっと
違ったお話をしましょう。

アートを世の中に送り出す人間の持っている本質的な使命は、
スタイルを確立することです。
ジミヘン、ジェフ=ベック、BBキング、ウェス=モンゴメリー
ちょっと聞いただけで、誰だかわかるスタイルの持ち主です。

3つぐらい音を聞いたら、誰だかわかる、
その為には、サウンドは、指紋のようなもので
とても大事。

だから、一般論で語る以外のことも
選択肢に入れていいと思います。

僕のルーツは、ジャズとブルースあるいはロックだと思うのですが、
フルアコは、ジャズのプレイの時も使わず、66年のストラトを使っています。

本来、ギタリストは、
自分のシグネチャーになるギター1本と
心中するべきだと思っています。

自分しか弾けないスタイルを持って、
それを自分の好きな音楽に適用して行くんです。

これは、多くの場合、他人には、使い道が無い場合も多い。(笑)
サンタナ、ジェフ=ベックを自分のバンドのメンバーだったらとか、
思わないでしょう。(笑)個性的すぎて。(爆)

でも、本来、使い道が無いのが、アートだと思いますね。
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