今回は、『京都RAG音楽義塾』のサマーセミナー二日目は、
歌の伴奏でした。曲はスティービーワンダーの『Overjoyed』
ギターとしては、「どう曲を通じて演奏するか?」ということなので、
大変重要ですし、今回参加された方は、レベルの違う人が真面目に
予習されてきたので、大変上手くいきました。
一人は、初心者でしたが、一つの曲を通じてのリズムパターンを
しっかり演奏し続けてもらいました。
これは地味な作業ですが、ドラムとベースを繋ぐという意味では、
とっても大事な仕事の一つです。
バンドのボトムを強固にさせることになり、
安定したリズム感が鍛えられます。
これはこれで、やりがいのある仕事です。
一人は、すでに中上級者。
前日までに、どこにフィルイン(オブリガートとかとも言う)を弾くか?
アルペジオか、カッティングか?曲の後半は、どう盛り上げるのか?
よく考えてくれていました。
これがギターパートのアレンジと言うもので、
ヘッドアレンジと言って、その場でできれば良いのですが、
そう最初は上手くいきませんから、何種類か対処するアレンジを
用意するのが一番です。
歌詞がなくなったスペースに何を弾くか、フレーズもしっかり決めてみましょう。
リズムパターンも音数の多いものから、より省略したパターンまで
考えておきます。
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昨日は、そうやって考えてもらったもので、もう1本のギターと
ぶつかる部分が出てきましたから、話しあいながら、
ところどころ削っていきました。
そうすると、かなり聞き応えのあるツインギターのアレンジが出来ました。
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さて、フィルインのフレーズを教えてください。
と言う言葉を聞きますが、
結局、理論的な構造の理解が出来ていないと、
その場限りの対処を教えることしか出来ないなあ、と思うんです。
だから、ギター上で理論的な理解が出来ていることは
不可欠です。結果、バラードはジャズのソロをコードチェンジを
意識して弾くのと同じぐらい、知識が必要だと思います。
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今回のサマーセミナー、ボーカルの日では、
そう言う意味で、コード進行に沿ったスケールチェンジを
説明して、ちょっとしたゲームをしてもらいました。
その日のうちにはできない情報ですが、これから色々と使えると思います。
では、また、ウインターセミナーで!!
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