ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

最近、手に入れたモデリング=ギター

2016-06-08 10:39:42 | Weblog

最近、手に入れたモデリング=ギターを紹介します。

先日、ギタートルネードというイベントに出演している時、&Kの近藤さん(最近、僕の機材の様々なプロデュースをしてもらっている私的なご意見番)が、楽屋に走ってきて「おかもっさん、今、KORGのブースに出てる、VOXのモデリングギターが、ハンパじゃないです。おかもっさん、ピッタリだと思うから、試奏にいってあげてくださいよ」とやってきた。

それならば、と弾いてみると、びっくりするほど具体が良い。それで、手に入れることになったんです。

まず、エレキのモデリングは、普通にギターアンプに繋いで使う仕様。
なんと、

1)ストラト、
2)ストラトのハーフトーン、
3)レスポール風のハンバッカー、
4)シングル2とリアがハンバッカー

の4つのギターとして、使えます。
これが、値段の割にくやしいぐらい、ちゃんとしています。

エフェクトも搭載していて、スイッチを入れるとディストーションが
かかりますが、これが、うまく出来ていて、
かなりいい音。かなり、歪ませても、また、クランチでも、
ギターのボリュームでもコントロールできます。

他のエフェクトは無し。ディストーションのみ、というのも潔くて良い。
JC-120とも、大変相性が良く、ハンバッカーのモードで、フロントピックアップを選んで、
トーンを絞ると、これが結構なジャズトーンもしっかり出るので、レッスンでも使ってます。
カッティングも、シングルコイルのギターをシュミレートしたモードもあるので、
かなりいい感じで出来ますし。

こだわりのギターには、負けるにしても、
使えるレベルなのは、ビックリ。特にディストーションは、本当に
たくさんのメーカーに駄目出しをしてきたので、、、(苦笑)

*****
アコースティック=ギターのモードは、
1)ビックボディーのアコギ2タイプ
2)スモールボディーのアコギ2タイプ
3)ガットギター風のアコギ
4)12弦ギター
とあり、PAに繋ぐ設計になっているようです。
でも、JC120でも、十分行けそうな気がします。

これが、もうエレアコ、そのまま。
ハウリングを考えたり、持ち替えを考えれば、
バンドなら、むしろ、こっちの方がメリットがあるのではなかろうか?

アコースティックのモードでは、エフェクトは、リバーヴのみ。
これも、手元で、微妙にコントロールできるし、本当に便利。
あと、手元で、簡単にトーンコントロールが出来るので、本番中も
かなり安心だと思います。

〜〜〜
あと、
バンジョー、シタール、リゾーネーターのモードがありますが、
これがまさにそっくり。特にシタールは、昔のR&Bに結構、入っているので、
このモードは、かなり使えます。これだけのために買っても良いぐらい。

〜〜〜
最後になりましたが、
1)サイン波、アナログシンセ風
2)ベースシンセ
3)パッド
が、素晴らしい。反応の遅れ、誤動作が極めて少ない。

正直、ギターシンセは、たくさん音が出ても、使える音色も少ないし、
反応もイマイチで「楽器はブルースが弾けないと、、」と
思ってましたが、これは弾ける。
トーンが効くので、ほんまにこれで十分だ、という気持ちです。

また、パッドも、最後の音切れが史上初めて、問題ないレベル。

〜〜〜〜
という訳で、
1)予備のステージギター
2)エレアコとして
3)シタール、シンセなどの飛び道具
として、本番に使っていこうと思います。

これで、7万円少しは、ほんまに安い、、、。
良い時代だ。
 

VOX VSS-1-RD Starstream モデリングギター

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VOX
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