ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

Okamoto Islandの佐伯準一(キーボード)氏をあらめてご紹介

2019-12-08 12:37:52 | Weblog

来年2月の米原を持って、活動停止になるOkamoto Island。
今週は、12月12日から、京都、神戸最後の演奏が始まります。

キーボードの佐伯準一さんをご紹介したいと思います。
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佐伯さんとは、僕が20代からのお付き合い。

1980年には、ボストンでタイガー大越(TP)さんと親交をもったり、
デビュー前のマイクスターンの話とか、
マイルスの復活日本公演の楽屋に行った話とか、
逸話を沢山聞かせてもらいました。

最初に佐伯さんとバンドを組んだ時は、 ベースに浪速エキスプレスの清水興さん、
今は、高橋真梨子とか長年やっているドラムスの山下政人さん、
サックスはエレファント酒井氏とかとでした。
懐かしすぎる。(笑)

当時から、僕はオリジナルを書いていまして、
譜面の準備もアマチュアで、
あれこれ教えていただいたものです。

それから、ずいぶん間が空いて、
Okamoto Islandの基礎になるユニットにお声がけさせていただいたのは、
2000年ぐらいになってからでした。

その頃、封印していたエレキを本格的に復活させようとしていた頃で、
やっぱり色々面倒なお手数をおかけしたと思います。
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佐伯さんは、仕事の早い常識人。

Okamoto Islandの結成から程なく、
宝塚歌劇団のオーケストラに外部からのキーボーディストとして
公演に入るようになり、多くのハードなステージを経験して、
手腕に磨きをかけられたようです。

その間に、宝塚OBの絶大な信頼をえて、
多くの音楽監督をつとめて来られました。

銀座ヤマハホール での音楽監督、
宝塚バウホール公演の音楽監督など。

思い出に残るのは、宝塚歌劇団のトップスター
北翔海莉さんの退団前のバウホール公演。
5日間でしたが、タカラヅカの舞台に初めて呼ばれて、
不慣れな僕は、仕事のハードさに、
アップアップでした。勉強になりました。

佐伯さんと仕事をするとビックリするんですが、
コンサート前には、A4で8枚とか12枚とかの楽譜を平気で、
18曲とか作ったりされます。
リハーサルでは、それの全てを覚えていて、
リハ数日前に「あの曲、そこのところ、難しいから譜面見ておいてね。」とか、
メールが来たりします。綿密です。

動じないイントロ出しも見事で、
まさに音楽監督という感じ。
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Okamoto Islandの休止を「もったいない」と
最後までおっしゃっていただいたのも、佐伯さん。
公私ともに「あれはあかんよ」と注意していただくことも多かった
大先輩。ありがとうございました。

でも、これから時間を少し置いて、
また、新しい形のお付き合いが出来ればと思います。
まずは、Okamoto Islandの第1期最終章。
よろしくお願いいたします。





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