ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

プロと言うこととアマチュアと言うこと

2016-08-17 03:29:50 | Weblog

プロフェッショナルと言う言葉は、
専門家、職業的であると言うことですよね。

アマチュアと言う言葉は、
愛好家、趣味である と言うことですよね。

それを踏まえた上で、僕はレッスンというものは、
まったく違ったものになると思います。
それは、言葉の含むゴールが、まったく違うものだと
思うからです。

*****

アマチュア志向であれば、
本人がなりたいもの、やりたいものを見つけ、
あるいは、私が、どういうものが趣味に合うか?
提示して、それに向かって、どれだけ時間をかけても良いし、
レッスンは、『目標を達成する過程を楽しむ』
と言うことが、メインになると思います。

一緒に積み上げて、のんびり成果を出しましょう。
発表会も、また、やります。

*****
プロを目指すなら、話しは違うと思います。
それは、職業だからです。
職業は、不良品は売ってはならないし、
品質は一定しなければならないし、
納期もある。

プロのギタリストということであれば、
その看板にふさわしい立ち振る舞いを約束して、実行する必要がある。
だから、看板の掲げたことは、ちゃんと出来ないといけない。
レッスンは『目標を達成すること』がメインになると思います。

だから、『プロのギタリストになりたい』と言葉を聞いたときには、
私は、本来は、その人のために軍隊のようなトレーニングを課すべきだと思っています。
1)タッチで作る美しい音色、リズムといった楽器のコントロール
2)理論の把握、あらゆるコードフォーム,スケールの把握
3)様々な音楽の演奏スタイル 

と言ったことです。 
突き詰めれば、私が関わっている『京都RAG音楽義塾』を
お勧めします。(笑)もっとも濃厚なサービスです。

******
ですから、プロ志向なのか?
あくまで趣味なのか?
私は、知っておく必要があるので、
入会の時は、言ってください。(笑)

そして、誰もが、自分の目標は何なのか?
いつも確認しておく必要があると 思います。

******
先日も、あるギタリストと話しになったのですが、
いわゆる仕事の出来る若いギタリストが少ない、と言う話しです。
若い人は、バンド志向、アーティスト志向が強く、
自分の音楽しか出来ないということなんです。

本当は、ビジネス=チャンスというのは、
そこにあるんだと思う。
と、その人は言ってました。

自分の音楽をやってる間は、なにかとリスキーで、
人の音楽をやるとギャラが貰えるという話しなんですが。 (笑)

 



 

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