ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

ほんの4小節のことだけど

2011-06-29 09:26:53 | Weblog

僕は、グルーブと言うこと、バンドのコンビネーションというのを

すごくあらためて大事だなあ、と実感しています。

 

それは、念力みたいなもので、

「踊れ踊れ」と念じながら、イントロの4小節ぐらいを演奏し続けるんです。

 

是非やってみてください。

最初は、「どんな意味があるの?」って感じでしょうけど、

何かがバンドに急に宿り始める瞬間があります。

そうするとその感じを体感し続けたくて、もう少し演奏を続けます。

しばらくするとその感覚にハマって演奏がやめられなくなります。

これは、メンバーが一人変わったり、一人増えたり減ったりすると

まったく別物になるんです。

 

だから、毎回先入観を捨てて臨む事も必要だと思います。

相手を責めない、シャイにならない。調和をとる。

何か音でたしかめあう信頼関係が築けたら、それはかけがえの無い

仲間になります。

 

よくスタジオで曲をどんどん通すリハーサルをしがちですけど、

こういうベーシックなパターンをそれだけで何もいらないと思うまで続けるのは

とっても良い効果を生みます。

 

バーンと演奏が始まった時に「あれ?!このバンドは一味違う」と思わせる力がつく、

と信じています。

 

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