ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

アドリブを丸ごと作曲する善し悪し

2011-06-24 04:57:31 | Weblog

アドリブを丸ごと作曲する善し悪し。

 

たとえば、バンドで8小節ぐらいしかソロが無いとき。

毎回同じでも良いから、しっかりフレーズを決めて弾くのは良い事だと思う。

 

しばしば有るのは、うまくアドリブが出来ないとき、

丸ごと、2、3コーラスフレーズを決めてくる人です。

 

ぼくは、状況や人によっては有りだと思います。

フレーズや基礎練習を音楽的にうまく繋げる事が出来ない人には、一度はお勧めしたい。

ジャズならば、1コーラス8分音符を連続させて弾くことができる、ってだけでも

なかなか難しいことだと思います。

 

ただ、一度作曲したら、そこで使った知恵を忘れて、ただクラシックの譜面のように

覚えるだけの練習をしてはいけない。

「自分はこういう理由でここでこのスケールを使った」

「自分はこういう事がカッコいいと思い、9thから+5thまで行った」

とそういうことを念頭に覚えること。

 

つまり、自分の弾いた事にゆっくりでもコードがつけられる事が大事です。

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フレーズの終わりを大事にしよう | トップ | メロディーが先か?コードが... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事