良いパートナーを捜す事

僕は、音楽家ひとりじゃ、
そんなに大した事は出来ない、と思っています。

音楽家は、製造部門にすぎない。
プロデューサーが居て、
制作事務をする人が居て、
営業マンが居る。

コンサートの現場でも
舞台監督がいて、音響さん、照明さん
ホールスタッフ、楽屋係のみんながいて、
やっと成り立っている。

ある人が言ってました。

「営業マンっていうのはね、売れっていわれたら、売るのが仕事なの。
それが気に入ろうがいるまいがね。
売れるものを売るのは当たり前。
売れないものでも光を当てて、
売れそうな面を発見して売るのが営業の面白さ」

そう言ってました。
心強いじゃないですか。

まあ、僕は優れた作品を作って、
そのまわりにシーンが出来ると思ってますからね。
何も価値のないものにシーンは出来ない。

だから、やっぱり良い音楽。
何かフレッシュな感動があること。