ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

メトロノーム

2010-02-22 14:46:20 | Weblog
メトローノームを使って練習するのは、とても有効だと
思います。

実際、それしか、タイム感覚を良くするには
あんまり方法が長い事無かった。

だから、2、4拍でメトロノームを鳴らして
スイングから、16ビートまで練習してみるのは、
良い方法だと思います。

世界中、みんなやってるし。

僕も8分音符の裏で鳴らしてみたり、
3連符の真ん中、最後で鳴らしたり、色々やってみました。

でも、20年ほど前、ジョンスコに
「あなたのように弾くのにどういう練習をしたらいいんでしょう。
僕はメトロノームを使ってあらゆる練習を試しているのですけど。」
と質問したとき
「あなたは、メトロノームになりたいの?
そう言う訳じゃないでしょう?」と言われました。
長い事、じゃあどうしろというんだ、と思ってたけど。
今ならなぜ、ああ言われたか解る気がする。


最近は、メトロノームで鍛えられるのは、タイムだと思います。
だから、要は使いようで、自分のフレーズやら、
リズムが音楽としてフィーリングに満ちているかどうか?
という意識が大事だと思います。

僕は、是非、メトロノームを使って
友人と簡単なリズムをセッションするのをお勧めします。
特にベースラインとカッティングのリズムパターンとか。

ギタリストがファンキーなベースラインを弾くのは、
結構刺激的です。

弾けるには弾けてもグルーブさせるのは、難しい。
カッティングと交代しながら、しばらく続けると
開眼するものがあります。

自分のバンドのベーシストとやるのももちろんOK。
リズムボックスでどん、たん、どん、たん。4部音符だすだけでも十分。
シャッフルとか、面白い。

練習終わって、お互い語りたいところが絶対出て来ると思うよ。
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