この歳になってお恥ずかしいのだけど、
2年弾き続けて、やっとちょっとマシに弾けるようになった曲があります。
それはある時、うちに来たあるギタリストに
僕の愛用のギターを渡して、
「あなたが弾いたらどんな音がするか?ちょっと弾いてほしい」
と頼んだ時、弾いてくれた曲なのですが、
素晴らしい演奏で、その時の印象がバシッと体に入ってしまった。
以来、毎日必ず弾くのだけど、
本当に始めた頃は、悲しくなるぐらい弾けなかった。
自分の初心者の時を思い出して、何度も気を取り直して弾いた。
1小節弾き、数日後に2小節目が始まるぐらい。
冬季オリンピックの年で、多くのオリンピック選手が
毎日練習日記をつけているのをみて、
僕もつけることにした。
発見があることもあり、同じような言葉が続くこともある。
後になって、それは間違いだと気づくこともある。
しかし、その時、その時の改善点は、
その時の改善としてはベストで、しょうがなかった、
と振り返っても思うことも多い。
その時その時、悪あがきして、
一山超えてみないと次のステップが見えてこなかった。
と、振り返って思うことも多い。
さて、1年前に試してみたが、さっぱり上手いやり方と思えなかったことが、
3日前に功を奏し、この数日でどんどん上手く行くようになった。
こうみてみると必要な2年間だったのだろうな、と思う。
*****
さて、最近、付き合いの多い10代の諸君。
あと20年ギターが弾ければ、かなりラッキーな僕のようなおじさんの2年と。
「もう若くない」と思っている高校卒業前の君。
君の2年と僕の2年は、意味もありがたさも違う。
大きく違うのは、僕にとっては心境。
締め切り間近でないと宿題をしないのは、人生も一緒かもしれない。
だから、凡人代表して偉そうなことは言いません。(笑)
ただ、正面向き合って2年費やしても、まだまだ残っている時間をみてほしい。
若いというのは財産です。まあまあ多くの人は意識せずに無駄遣いする、
ものだと思うけど。
*****
さて、80歳の人から見れば、僕もハナタレ小僧。
だから、偉そうにいうのは、ふと気づくと恥ずかしくもあります。
僕もまだまだチャレンジをしようと思います。
ということで、お互い頑張りましょう!(笑)
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