ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

チャンスとピンチの共通点

2010-09-21 03:36:02 | Weblog
思っても見なかった事が、目の前に現れる。

それが、ピンチとチャンスの共通点。
予定通りと逆の状況。
僕は、そういう場合が、頭の絞りどころだといつも思う。

たとえば、チャンス。
思っても居なかったすばらしい人との共演の機会が出来たら、
「ありがとうございます」と言って受け入れよう。
それはまぎれも無くチャンス。
うまくやれば、新しい人脈が出来てあなたの将来は開けるかもしれない。
ただ、恥をかくだけになるかもしれないリスクも負うかもしれない。

「バンドを組もう!」と言われるチャンスが、にわかに現れるとも限らないけど
「僕が呼べば、またやってくれますか?」と聞く事だって出来る。
そうやって、このチャンスをこじ開ける事は可能かもしれない。

たとえば、僕に訪れたこの夏のピンチ。
盟友、マーティーの突然の帰国。
最初は、残り3人でアコースティックバージョンをやるか?
現地のドラマーを呼んで、交流を深めるか?
そう考えていたのを「考えられる最高のドラマーに頼んでみよう」と
あくる朝ポンタさんに電話したのです。
これは、僕らの音楽性や様々な発展を生むだろう、チャンスに変わった。

ピンチもチャンスも予期せぬ状況でやって来る。
そして、それは、そこでちょっとした工夫と努力を繰り返す事で
運命みたいなものをこじ開けるちょっとした亀裂になる。
僕はそう考えています。
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