ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

錆びた弦で練習するのはやめよう

2017-06-04 03:02:55 | Weblog

錆びた弦で練習するのはやめましょう。

フレットも磨耗しますし、ちゃんとした音が出なくなります。
音程が悪いと音感も悪くなりますし。

ギターを持つだけで、次の日には、ギターが錆びてしまう、汗かきの
手の人は、音質がどうのという前に、コーティング弦をお勧めします。
正直、音質については、僕は、コーティング弦が好きなわけではないのですけど、
滑りも悪い弦で練習して、あれこれバランスを崩すよりも、
ずっとマシだと思います。

本番で、思ったような弦を使うことも出来ますし。
アコースティックギター(スチール)に関しては、すぐに弦の色さえ変わりますから
僕自身は、常時コーティング弦を使っています。


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個人的な趣味の範囲なんですけど、

古い先輩ミュージシャンから聞いて、弦の交換の際に、
薬局で売っている白色ワセリンを塗り込みます。
そうすると練習が終わった時点で、楽器用の布で弦をしっかり毎回
拭いておくと、弦が長持ちします。
特に巻き弦。

巻き弦でない弦は、チューニングや滑りを考えて、
気になったら、交換します。
チューニングは、開放弦で合わせるだけでなく、
7フレット、オクターブなど、結構常に様々な場所で、
チューニングします。いつものコンディションと違うな?と
思ったら、弦は変えることにしています。

それでも、大して弾いてないのにズボラをして、滑りが悪くなった時は、
車用のコンパウンドで、弦を軽く磨きます。
でも、放置してあった錆び錆びの弦をツルツルまで磨く感覚と違います。(笑)
あくまで、「今日、朝張ったばかりなのに、練習してる間に汗をかいて、
なんだかニチャニチャして、嫌な感じ」という時点で使います。
この程度なら、音程に影響は無いようです。

僕は、弦にスプレーをするのは、その後、かえってニチャニチャする気がして、
使わないのです。

なるべく素の状態をイメージして、
弦を張ったその日の状態を保つようにしています。


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岡本博文ギター個人レッスン
http://hirofumiokamoto.com/


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