ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

やっぱり、心だろ、と

2018-01-26 13:04:08 | Weblog

あれも教えた、これも教えた。
出来るようになった、ちゃんとしている。
とも言えるし、眺めてみると何にもできていないようにも
感じる。

そんな時、音楽する心が欠けているんじゃないかな?
と思います。

かっこいいなあ。
沁みる(しみる)なあ。
ワクワクするなあ。
とあなたが感じていること。

それが欠けていないかな?

セッションをする。かっこ悪いな、と思う。
なぜ、どこが悪いんだろう?

工場の品質管理みたいにとらえる部分も、まあ、必要だけど、
「こうやったらかっこよくなるかな、ああやったらどうかな?」
自分のハートに向かい合う部分が必要。

「どうやって自分と向かい合うんでしょう?」と
聞かれるのですが、それは、自分で正直なところ探してもらうしかない、
と僕は思うんです。

座禅をして、すぐにそれに意味を感じる人もあれば、
「なんだ、座っているだけで何がどうなんだ」と
ずっと思うかもしれない。
座り続けて、わかる人もいるでしょう。

でも、それについて、僕は、どうこういう立場にいません。

また、禅と音楽は違うものですからね。
共通項を見つけるのも、それもあなたの問題です。

**********
ただ、自分と向かい合うのは、実に楽しいことです。
ギターには、そういう面もあります。よね?(笑)


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