ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

4月17日のGT Radio/岡本博文が選ぶドライビングミュージック♪を語る

2019-04-17 00:19:03 | Weblog

毎週火曜日、23:00から始まるαステーションFM京都のGT Radio.
月1回のゲスト出演が始まりました。

本日初回。選んだのは、Fleetwood Macの「Dreams」でした。
https://www.youtube.com/watch?v=mrZRURcb1cM
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Fleetwood Macといえば、1960年代は、
ピーター・グリーンと言うギタリスト在籍したことで有名な
イギリスのブルースバンド。
ピーターグリーンの名演は、エリッククラプトンも在籍した
John Mayall&the Blues Breakersの演奏でも聞けます。The Stumble
https://www.youtube.com/watch?v=gASr9wd_1Wg

だけど、僕には、1978年。高校3年の頃、発売された「噂」と言う
爽やかなポップアルバムが衝撃的に新鮮でした。

度重なるメンバーチェンジで、アメリカに拠点を移してから、
ソフトなロックに音楽性を変えた頃だったそうです。
*********
僕は、EL&Pでプログレからロックを経験し、
高校1年の頃、エアロスミスやクイーンのデビューを経験し、
しばらくすると世間はリーリトナー、ラリーカールトンの大ブームで
「これからはジャズ、フュージョンや」となり、
腕に覚えのあるギタリストはみんなこれに挑戦した。

そのうちテクニックを削ぎ落としたポリスが出てきて、
どうもソロを弾かないのがカッコいい、みたいな時期があり、
でも、そのうちヴァン・ヘイレンが出てきて、
「やっぱり、髪の毛を伸ばして、弾きまくっていいんだ」
と言う、時期がきたりした。
これは性分と言うものを見極める踏み絵のようになり、
これ以降「ロックに行く人」「ジャズに行く人」と
大まかに別れたような気がします。

お陰で、僕の周辺世代は、いろんなジャンルを経験して、
価値観に翻弄されたので、芸風は違ってもベーシックが幅広い人間が多いと
思います。さて。
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そんな中で、そんな世間はどこ吹く風。
とにかく爽やかで、カラッと乾いて、ポップで。
そう言う超越したナチュラルさに惹かれた。
僕は、これを聞くと高校生終わり近いの夏の空気を思い出すんです。

夜一人、車を走らせながら、リラックスして、ゴージャスな時間を
楽しむなら、これかな、と選びました。

そんな、Fleetwood Macの「Dreams」でした。
https://www.youtube.com/watch?v=mrZRURcb1cM




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