今日は読み物のコーナー
模型部の会誌用に書きなぐってた、ATの「嘘インストシリーズ」
バンダイの新作キットも、意外に薄味でしか書いてなかったので、ファッティについてこんだけ、(嘘)書いてるのも稀かとw
読書の秋に、またKIT製作意欲の肥やしにどうぞ<他ATも、あるので後々
<<<それっぽいけど、ぜんぜんうそだよ??>>>
「バララントの為の傑作機」
ギルガメスを代表する、09-STに対を成す、バララント軍主力ATが、「ファッティー」である。
総合性能において、ギルガメス製ATに、劣ると称される同機であるが、設計、製造、運用に到るまで、一概に比較出来ない一面を持つばかりか、純粋な技術的判断を仰ぐのであれば、非常に優れた合理性を持ち、ギルガメス製ATよりも、はるかに進んだ兵器であるとも言える。
ギルガメス製ATの多くは、一般的に”フレーム構造”を、基本とし、コックピットを内蔵する、ボディを除き、駆動系を装着した、骨格に、装甲を、組み付けている。
外部からの入力、駆動系からの出力を、内骨格が完全に受け持ち、装甲パーツに応力をかけないことで、極限使用においても、高い剛性を発揮しつつ、組み付ける装甲の自由度を増すことに成功している。
更に、フレーム単体での駆動を確立しているため、軽度な破損においては、前線レベルでの、臨機応変な、補修修繕(あるいは、改良改造)に対応する事ができるという特徴を持つ。
フレームに、”装甲と一体になった専用ユニット”を、搭載する形式をとることで、、”基本的な、信頼性を保証したまま”工場レベルは、もちろん、現場でさえ、派生機を、生み出すことを可能としているのである。
兵器運用において、こういった、フレキシビリティーは、歓迎されるものであり、
砂漠、湿地、雪原といった、局地はもとより、空間戦においても、ギルガメス製ATは、常に安定した作戦行動を遂行する。
基本設計の優秀さも然ることながら、「環境に順応した派生機を作りだしやすい機体構造」が、「優秀な戦果」を上げ、結果、名機の評価を得るのである。
対するバララントの主力機、ファッティーは、構造理念から、ギルガメス製ATとは異なる。
初期に投入された、ブロッカーは、優勢を極めた、ギルガメス製ATに対抗するために急造された、同軍機の劣悪なデッドコピーに過ぎず、性能的にも、推して知るといった、代物であり、各地で、劣勢を極めることになる。
こういった状況の中、状況を打開する為に、コンセプトから一新され、ゼロから開発されたのが、ファッティーである
もはや、AT無しで戦場が語れなくなりはじめた当時、この新型ATの開発は、両軍のミリタリーバランスさえ左右する、最重要の国家事業として行われたのである。
軍部から求められた、開発指針は
1 ギルガメス軍 09STと、同等、あるいは、それ以上の性能を発揮する事
2 戦力が劣っている、前線への急速な配備に対応できる、高い生産性を確保する事
3 09ST以上の、耐弾性能を持ち、兵士の高い生存性を確保する事
4 損耗、格坐に迅速な対応が可能な事
5 バララント軍政の主軸である”宇宙における空間戦”に、オプション無しで対応出来る事
これら、困難な目標を、達成するために、新型機は、ギルガメスATとは、まったく違う”モノコック構造”が採用された。
整形曲面を、強度体とする外骨格構造の筺体に、複合装甲を架装し、動力機構を内蔵したのである。
モノコック構造を採る事で、生産性を格段に効率化することが出来る上、構造体としてのフレームを必要としない。
比較的薄い鋼材を用い整形面構造で、強度を得ることで、「軽量化」「低コスト化」を、一気に両立することに成功した。
さらに架装する装甲パネルには、複合装甲を採用、曲面による、合理的な兆弾効果に加え、軽金属と特殊耐弾樹脂等を、用いた装甲は、直接打突にこそ、激しい変形を余儀なくされるものの、通常射撃距離における、致命的な貫通を、かなりの確率で阻止することに成功した。
(外骨格に、軽量パネルを組み付けるモノコック構造は、後に秘密結社で、設計された、L級AT ”ツヴァーグ”でも、採られていおり、軽量化、生産性、内蔵武装の組み込みといった仕様で、充分なメリットを生んでいる)
こういった構造をもつため、ファッティーはギルガメス製H級ATと、変わらないサイズでありながら、ローリングシャシの状態で、圧倒的に軽量なのである。
加えて、これまで、フレームが締めていた空間に、空間戦闘用のエンジンや触媒燃料、生命維持装置を、内蔵し、”5”の、「オプション無しでの空間戦闘」を可能とした。
この空間戦が可能な装備状態で、ギルガメス軍H級と、ほぼ同等のウエイトに収まっているのは、モノコック構造をとったことによる驚嘆すべき、マジックなのである。
前線における損耗への対応は、工場で大量に生産される、ユニットアッセンブリーを、暫時補充交換することで対応する。
戦地で、発生した破損パーツは、代替パーツと、引き換えに回収されて、工場修理後、再び交換パーツとして補充されるのである。
ただし、こういった、前線へのパーツ補給、及び、破損パーツの回収は、潤沢な補給路を確保しつつ、物量戦を行うバララントの戦略と合わせてはじめて、機能するものであり、孤立してしまった、前線への対応は、開発初期の段階で、割愛されていることになる。
徹底した、合理性で、設計された、ファッティーは、軍部の要望を、ほぼ完全に満たす優秀な、機体であったが、配備されて始めて露見する欠点も少なく無かった。
兵士達に「ハリボテ」と呼ばれた、モノコックボディは、前面投影面積が大きく、超至近距離での、格闘戦に非常に弱いものであった事
局地専用に向けた、柔軟な小改造が困難な構造である事
激しい外殻の変形によって、駆動不能を起こした場合においても、現場レベルでの軽補修が困難である事。
陸戦において、グライディングホイールを、持たないため、機動性で、ギルガメスATに、かなり劣る事
(空間戦用の内蔵エンジンを用いて、短時間のホバー移動が可能であったが、地上専用に展開される機体は、コストダウンのため、これらを、省いた物が多かった)
こういった、機体の弱点を補うのが、バララント戦術であるところの、密集集団戦であり、潤沢な補給線の確保なのである。
機体構造と戦術が合わさって戦果をあげるといった、ラジカルな思考が、ファッティーを、主力たらしめ、ギルガメスAT軍に対抗できる、”優秀な即戦力”として、さらなる、大量生産に踏み切られることになる。
ただし、陸線における劣勢の打開は、戦地よりの要望も高い重要課題であり、まもなく、それに対応した、陸戦専用機が、開発、投入されることになった。
空間戦と異なり、戦闘距離が短い陸戦において、軽量複合装甲板は、被弾時の継戦能力に激しく劣るため、パネルの材質を、通常の質量装甲に変更して対応、(ただし、複合装甲装着時においても、変形と引き換えに得る耐弾性能は非常に高い物があり、兵士の生存率については、ギルガメスATと、比べ物にならなかった)
重量増加分は、出力系の強化で補い、空間戦用の補機類を外したスペースに、MCの冷却機や、PR液の緊急加圧機等を内蔵し、ある程度の局地環境にも、ツルシで、対応できる順応性の高い機体となる。
装備面では、兵士より要望の高かった、グライディングホイールを追加して機動力を補い、構造的に採用の難しいアームパンチ機構が、見送られたかわりに、突撃戦用の、パイルバンカーが、一部の機体に装着された。
更に背面に追加された、ハードポイントには、ミサイルポッド、スモークディスチャージャー等の、半固定武装を装着し、必要に応じて単体火力を上げる事も可能になったのである。
陸戦型ファッティーは、シルエットやサイズこそ変わらないものの、これまでとは打って変わった、”継戦能力の高い重AT”として、生まれ変わることになる。
しかし、重装化に伴い、ギルガメスH級ATに比べても、極限状態の機動力に一歩譲る当機は、やはり、密集戦闘を採ることが多く、それを、嫌う、一部エースパイロットは、高出力を発生する動力系はそのまま、装甲パネルを、軽量な、複合装甲に再換装したものを使用し、十二分な戦果を上げる事に成功している。
通常機と、外観がほとんど変わらないにも関わらず、別物の運動性を発揮する、これら、”ハイムーバー”は、搭乗パイロットスキルも含め、ギルガメス内部で、脅威とされた。
”ハイムーバー”を、装備する精鋭部隊として両軍共に知られるているのは、バララント 第6特務遊撃部隊 通称 ”マンイーター” 等が挙げられる。
常に最前線に投入され、多大な戦果をあげるこの部隊の機体は、被弾損耗が激しく、頻繁に交換される、装甲ユニットが、バララントグリーンのままであったり、胴に、部隊名を象徴する、巨大なシャークマウスが、描かれており、アッセンブリー交換の特徴を生かし、通常機に紛れ込むといった、フェイクとは一切無縁の、プロ集団であった。
(同部隊においては、更に末節重量を軽減するために、軽量で頑丈な作業用アームのアッセンブリーを、装着するものも多い)
合理的にユニット化され、大量生産大量補給されるアッセンブリーパーツは、メカニックの技術が少ない兵士による改造に、ほとんどボルトオンで、対応出来るメリットを生み、更には、ギルガメスによる、機体の長期接収使用や、戦後のバトリング使用が少ないといった、軍部にとって好ましい結果となった。
加えて、孤立戦線において、挫傷機の、「使用可能部分を、つなぎ合わせて稼動させる」といった、極限事態が発生したときの作業は、ギルガメスATにくらべ、はるかに、容易であり、こういった、”使い捨て利用”の例は、”両軍合わせ”多数報告されいる。
(バトリングにおいても、改造、損耗時に、機体構造の知識が最小限で済み、パイロットの生存率の高いファッティーは、女性選手や、バララントに、深いパイプを持つ一部選手が好んで使用したという例外も存在する。)
このように、ファッティーは、「バララントにしか作れず」「バララントにしか運用出来ない」「バララントの為の傑作機」なのである。
<<雰囲気の足しに、もっかいアクティックギアの陸戦張りますw
模型部の会誌用に書きなぐってた、ATの「嘘インストシリーズ」
バンダイの新作キットも、意外に薄味でしか書いてなかったので、ファッティについてこんだけ、(嘘)書いてるのも稀かとw
読書の秋に、またKIT製作意欲の肥やしにどうぞ<他ATも、あるので後々
<<<それっぽいけど、ぜんぜんうそだよ??>>>
「バララントの為の傑作機」
ギルガメスを代表する、09-STに対を成す、バララント軍主力ATが、「ファッティー」である。
総合性能において、ギルガメス製ATに、劣ると称される同機であるが、設計、製造、運用に到るまで、一概に比較出来ない一面を持つばかりか、純粋な技術的判断を仰ぐのであれば、非常に優れた合理性を持ち、ギルガメス製ATよりも、はるかに進んだ兵器であるとも言える。
ギルガメス製ATの多くは、一般的に”フレーム構造”を、基本とし、コックピットを内蔵する、ボディを除き、駆動系を装着した、骨格に、装甲を、組み付けている。
外部からの入力、駆動系からの出力を、内骨格が完全に受け持ち、装甲パーツに応力をかけないことで、極限使用においても、高い剛性を発揮しつつ、組み付ける装甲の自由度を増すことに成功している。
更に、フレーム単体での駆動を確立しているため、軽度な破損においては、前線レベルでの、臨機応変な、補修修繕(あるいは、改良改造)に対応する事ができるという特徴を持つ。
フレームに、”装甲と一体になった専用ユニット”を、搭載する形式をとることで、、”基本的な、信頼性を保証したまま”工場レベルは、もちろん、現場でさえ、派生機を、生み出すことを可能としているのである。
兵器運用において、こういった、フレキシビリティーは、歓迎されるものであり、
砂漠、湿地、雪原といった、局地はもとより、空間戦においても、ギルガメス製ATは、常に安定した作戦行動を遂行する。
基本設計の優秀さも然ることながら、「環境に順応した派生機を作りだしやすい機体構造」が、「優秀な戦果」を上げ、結果、名機の評価を得るのである。
対するバララントの主力機、ファッティーは、構造理念から、ギルガメス製ATとは異なる。
初期に投入された、ブロッカーは、優勢を極めた、ギルガメス製ATに対抗するために急造された、同軍機の劣悪なデッドコピーに過ぎず、性能的にも、推して知るといった、代物であり、各地で、劣勢を極めることになる。
こういった状況の中、状況を打開する為に、コンセプトから一新され、ゼロから開発されたのが、ファッティーである
もはや、AT無しで戦場が語れなくなりはじめた当時、この新型ATの開発は、両軍のミリタリーバランスさえ左右する、最重要の国家事業として行われたのである。
軍部から求められた、開発指針は
1 ギルガメス軍 09STと、同等、あるいは、それ以上の性能を発揮する事
2 戦力が劣っている、前線への急速な配備に対応できる、高い生産性を確保する事
3 09ST以上の、耐弾性能を持ち、兵士の高い生存性を確保する事
4 損耗、格坐に迅速な対応が可能な事
5 バララント軍政の主軸である”宇宙における空間戦”に、オプション無しで対応出来る事
これら、困難な目標を、達成するために、新型機は、ギルガメスATとは、まったく違う”モノコック構造”が採用された。
整形曲面を、強度体とする外骨格構造の筺体に、複合装甲を架装し、動力機構を内蔵したのである。
モノコック構造を採る事で、生産性を格段に効率化することが出来る上、構造体としてのフレームを必要としない。
比較的薄い鋼材を用い整形面構造で、強度を得ることで、「軽量化」「低コスト化」を、一気に両立することに成功した。
さらに架装する装甲パネルには、複合装甲を採用、曲面による、合理的な兆弾効果に加え、軽金属と特殊耐弾樹脂等を、用いた装甲は、直接打突にこそ、激しい変形を余儀なくされるものの、通常射撃距離における、致命的な貫通を、かなりの確率で阻止することに成功した。
(外骨格に、軽量パネルを組み付けるモノコック構造は、後に秘密結社で、設計された、L級AT ”ツヴァーグ”でも、採られていおり、軽量化、生産性、内蔵武装の組み込みといった仕様で、充分なメリットを生んでいる)
こういった構造をもつため、ファッティーはギルガメス製H級ATと、変わらないサイズでありながら、ローリングシャシの状態で、圧倒的に軽量なのである。
加えて、これまで、フレームが締めていた空間に、空間戦闘用のエンジンや触媒燃料、生命維持装置を、内蔵し、”5”の、「オプション無しでの空間戦闘」を可能とした。
この空間戦が可能な装備状態で、ギルガメス軍H級と、ほぼ同等のウエイトに収まっているのは、モノコック構造をとったことによる驚嘆すべき、マジックなのである。
前線における損耗への対応は、工場で大量に生産される、ユニットアッセンブリーを、暫時補充交換することで対応する。
戦地で、発生した破損パーツは、代替パーツと、引き換えに回収されて、工場修理後、再び交換パーツとして補充されるのである。
ただし、こういった、前線へのパーツ補給、及び、破損パーツの回収は、潤沢な補給路を確保しつつ、物量戦を行うバララントの戦略と合わせてはじめて、機能するものであり、孤立してしまった、前線への対応は、開発初期の段階で、割愛されていることになる。
徹底した、合理性で、設計された、ファッティーは、軍部の要望を、ほぼ完全に満たす優秀な、機体であったが、配備されて始めて露見する欠点も少なく無かった。
兵士達に「ハリボテ」と呼ばれた、モノコックボディは、前面投影面積が大きく、超至近距離での、格闘戦に非常に弱いものであった事
局地専用に向けた、柔軟な小改造が困難な構造である事
激しい外殻の変形によって、駆動不能を起こした場合においても、現場レベルでの軽補修が困難である事。
陸戦において、グライディングホイールを、持たないため、機動性で、ギルガメスATに、かなり劣る事
(空間戦用の内蔵エンジンを用いて、短時間のホバー移動が可能であったが、地上専用に展開される機体は、コストダウンのため、これらを、省いた物が多かった)
こういった、機体の弱点を補うのが、バララント戦術であるところの、密集集団戦であり、潤沢な補給線の確保なのである。
機体構造と戦術が合わさって戦果をあげるといった、ラジカルな思考が、ファッティーを、主力たらしめ、ギルガメスAT軍に対抗できる、”優秀な即戦力”として、さらなる、大量生産に踏み切られることになる。
ただし、陸線における劣勢の打開は、戦地よりの要望も高い重要課題であり、まもなく、それに対応した、陸戦専用機が、開発、投入されることになった。
空間戦と異なり、戦闘距離が短い陸戦において、軽量複合装甲板は、被弾時の継戦能力に激しく劣るため、パネルの材質を、通常の質量装甲に変更して対応、(ただし、複合装甲装着時においても、変形と引き換えに得る耐弾性能は非常に高い物があり、兵士の生存率については、ギルガメスATと、比べ物にならなかった)
重量増加分は、出力系の強化で補い、空間戦用の補機類を外したスペースに、MCの冷却機や、PR液の緊急加圧機等を内蔵し、ある程度の局地環境にも、ツルシで、対応できる順応性の高い機体となる。
装備面では、兵士より要望の高かった、グライディングホイールを追加して機動力を補い、構造的に採用の難しいアームパンチ機構が、見送られたかわりに、突撃戦用の、パイルバンカーが、一部の機体に装着された。
更に背面に追加された、ハードポイントには、ミサイルポッド、スモークディスチャージャー等の、半固定武装を装着し、必要に応じて単体火力を上げる事も可能になったのである。
陸戦型ファッティーは、シルエットやサイズこそ変わらないものの、これまでとは打って変わった、”継戦能力の高い重AT”として、生まれ変わることになる。
しかし、重装化に伴い、ギルガメスH級ATに比べても、極限状態の機動力に一歩譲る当機は、やはり、密集戦闘を採ることが多く、それを、嫌う、一部エースパイロットは、高出力を発生する動力系はそのまま、装甲パネルを、軽量な、複合装甲に再換装したものを使用し、十二分な戦果を上げる事に成功している。
通常機と、外観がほとんど変わらないにも関わらず、別物の運動性を発揮する、これら、”ハイムーバー”は、搭乗パイロットスキルも含め、ギルガメス内部で、脅威とされた。
”ハイムーバー”を、装備する精鋭部隊として両軍共に知られるているのは、バララント 第6特務遊撃部隊 通称 ”マンイーター” 等が挙げられる。
常に最前線に投入され、多大な戦果をあげるこの部隊の機体は、被弾損耗が激しく、頻繁に交換される、装甲ユニットが、バララントグリーンのままであったり、胴に、部隊名を象徴する、巨大なシャークマウスが、描かれており、アッセンブリー交換の特徴を生かし、通常機に紛れ込むといった、フェイクとは一切無縁の、プロ集団であった。
(同部隊においては、更に末節重量を軽減するために、軽量で頑丈な作業用アームのアッセンブリーを、装着するものも多い)
合理的にユニット化され、大量生産大量補給されるアッセンブリーパーツは、メカニックの技術が少ない兵士による改造に、ほとんどボルトオンで、対応出来るメリットを生み、更には、ギルガメスによる、機体の長期接収使用や、戦後のバトリング使用が少ないといった、軍部にとって好ましい結果となった。
加えて、孤立戦線において、挫傷機の、「使用可能部分を、つなぎ合わせて稼動させる」といった、極限事態が発生したときの作業は、ギルガメスATにくらべ、はるかに、容易であり、こういった、”使い捨て利用”の例は、”両軍合わせ”多数報告されいる。
(バトリングにおいても、改造、損耗時に、機体構造の知識が最小限で済み、パイロットの生存率の高いファッティーは、女性選手や、バララントに、深いパイプを持つ一部選手が好んで使用したという例外も存在する。)
このように、ファッティーは、「バララントにしか作れず」「バララントにしか運用出来ない」「バララントの為の傑作機」なのである。
<<雰囲気の足しに、もっかいアクティックギアの陸戦張りますw