「中間貯蔵搬入」近く判断 開始時期で望月環境相明言
県内の除染で出た汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設をめぐり、望月義夫環境相は7日、建設候補地の大熊、双葉両町で貯蔵前に仮置きする「保管場」設置の施工計画を踏まえ、今月中としてきた搬入開始目標の可否を近く最終判断する考えを明らかにした。内堀雅雄知事と県庁で会談後、報道陣の取材に答えた。
望月氏は、工事の落札業者との契約が残っているとし「事業者が人や機材を調達していつから施工できるか、環境省と協議して日程が決まる」と述べた。政府が掲げる今月中の搬入開始の目標実現については「一日も早く前進できるよう努力する」と従来の見解を繰り返した。
(2015年1月8日 福島民友ニュース)