大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

川内村長が早期搬出を要請

2015-01-19 22:25:03 | 原子力関係
川内村長が早期搬出を要請 NHK

除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設をめぐって川内村の遠藤雄幸村長が仮置き場などに仮置きされている廃棄物を早く運び出すよう環境省に要望しました。
除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設について政府は廃棄物の搬入を今月中に始める計画でしたが時期を延期し、ことし3月11日までの開始を目指すことを先週、明らかにしました。
これを受けて川内村の遠藤村長は19日、福島市の福島環境再生事務所で関谷毅史所長と面会し、各地の仮置き場などで仮置きされている廃棄物を早く運び出すとともに搬出がいつ終わるのかを示すよう求める要望書を手渡しました。
これに対し関谷所長は「申し訳ありません。しっかりと施設の整備に取り組みます」と述べました。
現在、川内村で保管されている廃棄物は20万立方メートルにのぼり、搬入開始から1年間の試験的な輸送で運び出されるのはその0点5%程度にとどまるとみられています。
その後始まる本格的な輸送の具体的な計画は示されていません。
遠藤村長は「帰還を目指す地域にとって仮置き場は大きな存在で、1日も早く撤去してほしい」と話していました。
現在、仮置き場や住宅の庭先などに保管されている廃棄物の量は県内全体で、東京ドーム4杯分以上のおよそ530万立方メートルと推計されていて、ほかの自治体からも中間貯蔵施設への早期搬入を求める声が出ています。
01月19日 21時13分

放射性物質を学ぶ出前授業

2015-01-19 22:20:39 | 原子力関係
放射性物質を学ぶ出前授業NHK

原発事故の影響で全域が避難区域となっている福島県飯舘村の小学校で放射性物質と
土の汚染について学んでもらおうという特別授業が行われました。
避難先の川俣町で行われた授業には飯舘村の3つの小学校の4年生24人が参加しました。
講師は土壌物理学が専門の佐賀大学農学部の徳本家康助教が務め、農地などの除染が表土をはぎ取る方法で行われていることを説明しました。
そして、放射性物質が地表近くにとどまっている様子を再現する実験を行い、子どもたちは砂と粘土質の土がそれぞれ入れられた容器に泥水を流し込んで、容器の底から水がしみ出てくる様子を観察しました。
砂が入った容器は粒子が粗いため泥水がすぐに出てきましたが、粘土が含まれた土では水はなかなかしみ出しません。
徳本助教は事故で飛散した放射性セシウムは粘土と結びつく性質があることを説明し、「放射性物質は土がしっかりつかまえているので、この土をきちんと除去すれば、安全に過ごすことができます」と話していました。
01月19日 21時13分